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メディアは透明になるべきか 

メディアは透明になるべきか ジェイ・デイヴィッド・ボルター/ダイアン・グロマラ 著

ジェイ・デイヴィッド・ボルター/ダイアン・グロマラ 著

田畑暁生 訳

発売日:2007.03.28
定価:3,080円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-0188-3

品切れ

この本の内容

メディアには、それを透して中身を見る「透明性」の側面と、メディアそれ自体を見る「反映性」の側面がある。メディアのもつこの二面性を論じることで、その本質に迫る。

目次

謝辞
はじめに

第一章 テキスト・レイン デジタルの経験
第二章 木製の鏡 透明性の神話
第三章 汝自身を知れ デジタルな鏡に自らを見る
第四章 マジック・ブック ニュー・メディアにおける新しいものと古いもの
第五章 フェイクショップ ニュー・メディアの多様性
第六章 Tガーデン ニュー・メディアの物質性
第七章 ターミナル・タイム 文脈のデザイン
第八章 シーグラフ2000のアート・ギャラリー
第九章 ビフォア・アンド・アフター・シーグラフ2000

おわりに エクスクレシアと反映的経験としての読み

補遺 シーグラフ2000の作品リスト

参考文献
訳者あとがき
索引

著者紹介

【著者】
ジェイ・デイヴィッド・ボルター(Jay David Bolter)
 ニューメディア・リサーチ・アンド・エデュケーション・センター教授。

ダイアン・グロマラ(Diane Gromala)
 ジョージアテック大学助教授

【訳者】
田畑暁生(たばた・あけお)
1965年東京生まれ。神戸大学大学院人間発達環境学研究科准教授。
著書に『映像と社会』(北樹出版)、『メディア・シンドロームと夢野久作の世界』(NTT出版)、訳書にハイム『仮想現実のメタフィジックス』(岩波書店)、ウェブスター『「情報社会」を読む』(青土社)などがある。