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ネイションとの再会 記憶への帰属

ネイションとの再会 黒宮一太 著

黒宮一太 著

発売日:2007.02.23
定価:2,420円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4150-6

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この本の内容

混迷するグローバリズムの時代に「国家」や「ナショナリズム」が示す意味とは何か。アレントの「故郷喪失者」をキーワードに〈パーリア〉としての現代人の姿を浮き彫りにする。

目次

序 「近代」の極北にて
1章 ナショナリズムの最期?
2章 「市民」のナショナリズム
3章 パーリアたちの帰郷
4章 ナショナリズムの復興
結 ネイションとの再会

著者紹介

黒宮 一太(くろみや かずもと)
1972年3月生まれ。
京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。博士(人間・環境学)。専攻は、政治思想、政治哲学。理論研究、思想的考察を中心にナショナリズム、および国家についての考察を行うとともに、現代社会、現代日本についての評論も手がけている。
共著書に、『ナショナリズム論の名著50』(平凡社、2002年)、『ナショナリズム論入門』(有斐閣、近刊)など。ほかに、月刊誌『発言者』『表現者』で社会評論、書評を発表。