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本当に読みたかったアンデルセン童話 

本当に読みたかったアンデルセン童話 ハンス・クリスチャン・アンデルセン 著

ハンス・クリスチャン・アンデルセン 著

福井信子/大河原晶子 訳

イェンス・アナセン 編

発売日:2005.10.07
定価:2,640円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-5054-7

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この本の内容

生涯に150あまりの童話を書いたアンデルセン。ところが実際に知られているのは一握りにすぎない。本国デンマークで最もアンデルセンらしいとされる23編を厳選。感動あふれる隠れた名作が現代によみがえる。

目次

パイターとペーターとペーア
ヒキガエル
幸運は小枝のなかに
さやから出た五つのえんどう豆
銀貨
ティーポット
パンを踏んだ娘
ノミと教授
タマオシコガネ
ソーセージの串のスープ
かがり針
悪い王さま
ニワトコおばさん
天使
あざみの経験
跳びくらべ
幸福な一家
いたずらっ子
びんの首
赤い靴
眠りの精オーレ・ロクオイエ
チョウ
突拍子もないこと

訳者解説

著者紹介

【著者】 H・C・アンデルセン(Hans Christian Andersen) 1805年デンマークのオーデンセに貧しい靴職人の子として生まれる。14歳のとき舞台に憧れコペンハーゲンに出る。1835年に小説「即興詩人」で認められ、詩、小説、紀行文、戯曲など様々なジャンルの作品を残す。同年最初の童話集を出版し、1875年に没するまで「おやゆびひめ」「人魚ひめ」「みにくいあひるの子」「はだかの王さま」など150編あまりの童話を書いた。 【編者】 イェンス・アナセン(Jens Andersen) 1955年生まれ。北欧文学を専門とするデンマークの文芸批評家。全国紙『ベアリンスケ・ティーゼネ』で文芸批評を担当。主著に評伝『アンデルセン』(2003)ほか。 【訳者】 福井 信子(ふくい のぶこ) 1954年北海道生まれ。東京大学大学院修士課程修了。東海大学文学部北欧学科助教授。デンマークの言語と文化を専門とする。訳書に『子どもに語る北欧の昔話』(こぐま社、共訳)、『内なるミューズ』(NHKブックス)ほか。 大河原晶子(おおかわら・しょうこ) 1955年静岡県生まれ。東京大学文学部卒業。訳書にホフマン『くるみわり人形』(ポプラ社)など。