ホーム > 書籍出版 > 日本の産業システム7 生活直結産業 

日本の産業システム7 生活直結産業 

日本の産業システム7 生活直結産業 島田晴雄 編

島田晴雄 編

植草益 総編集

発売日:2003.05.30
定価:3,740円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2106-7

品切れ

この本の内容

産業発展の起源は市井の人々のウォンツにある。情報化がますます進展するこれからの社会で、人々のウォンツに応える産業=生活直結産業に、どのような可能性と課題があるのかを考え、その進むべき道筋を示す。

目次

 1 生活直結産業論 序説
 2 デジタル時代のマーケティング、企業広報と流通
 3 情報の非対象とサービス評価
 4 高齢化とIT(1) 高齢者へのIT普及をめぐる課題
 5 高齢化とIT(2) デジタル・デバイドとコンシェルジェ・サービス
 6 新たな子育て支援サービス
 7 高齢者ケア 効率性のIT活用から情報共有のネットワークへ
 8 高齢者向け集合住宅事業の検討
 9 住宅市場の変革と個人向けプロパティマネジメントサービス
10 ハイヤー・タクシー業におけるIT利用と今後の展望
11 高齢クルマ社会におけるナビゲーションサービス
12 IT革命の自動車販売に与える影響
13 ITを活用したガソリンスタンドの再生
14 個人の人生設計とファイナンシャル・サービスのあり方
15 これからの観光旅館の経営方策
16 地域におけるインターネットを活用した観光情報の提供のあり方
17 商店街におけるホームページ活用の方向性

著者紹介

島田 晴雄(しまだ はるお)
慶應義塾大学経済学部教授
1943年生まれ。65年慶應義塾大学卒業。74年ウィスコンシン大学で博士号取得。経済企画庁客員主任研究官を経て、 82年より現職。政府税制調査会、財政制度審議会、産業構造審議会などの委員を務める。
主な著書に『労働経済学』(岩波書店)、『日本再浮上の構想』(東洋経済新報社)、『マーケットパワー』(PHP)、『「生活直結産業」が日本を救う』(NTT出版)、『新生日本のシナリオ 21世紀、この国のあるべき姿』(経済界)、共著に『高齢・少子化社会の家族と経済』ほか