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電話するアメリカ テレフォンネットワークの社会史

電話するアメリカ C・S・フィッシャー 著

C・S・フィッシャー 著

吉見俊哉/松田美佐/片岡みい子 訳

発売日:2000.06.24
定価:5,280円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-4018-5

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この本の内容

技術革新が新しい生活スタイルや文化(社会的価値体系)を創るという定説に対して、むしろ逆に生活習慣や国有の文化が、新しい技術を創るというユニークな仮説を検証する。

目次

第1章 テクノロジーとモダンライフ
第2章 アメリカの電話
第3章 大衆を教育する
第4章 電話の普及――全国的パターン
第5章 電話の普及――地域のパターン
第6章 ありふれた存在になる
第7章 ローカリズム
第8章 個人的な通話と個人的な意味
第9章 結び

著者紹介

【著者】
クロード・フィッシャー
UCL(バークレー)教授。

【訳者】
吉見俊哉(よしみ・しゅんや)
東京大学大学院情報学環教授および学環長。
著書に『メディア文化論』(有斐閣)、『万博幻想』(ちくま新書)、『親米と反米』(岩波新書)など多数あり。

松田美佐(まつだ・みさ)
中央大学文学部教授。
編著書に 『ケータイ学入門』(有斐閣)、『ケータイのある風景』(北大路書房)などがある。

片岡みい子(かたおか・みいこ)
翻訳家・ライター。
翻訳書に『新ブランソン物語』『ラルフ・ローレン物語』(ともに集英社)、『強制収容所へようこそ』『香港の声』(ともに晶文社)などがある。著書に『英語で雑談』『胸いっぱいの形容詞』(ともに宝島社)などがある。