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セキュリティポリシーでネットビジネスに勝つ 

セキュリティポリシーでネットビジネスに勝つ 三輪信雄 著

三輪信雄 著

発売日:2000.05.29
定価:2,090円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0034-5

品切れ

この本の内容

経営者からシステム担当者までが、理解し目的意識をもって作成・順守すべきセキュリティ対策の基本方針、いわゆる「セキュリティポリシー」について、何を定めるべきか、その際に考慮すべきか、などを解説する。

目次

はじめに
第1章 ネットワークセキュリティの重要性
 1.1 なぜセキュリティ対策が必要なのか
 1.2 脅威の種類
 1.3 セキュリティポリシーとは
第2章 セキュリティ対策の基本
 2.1 拡大し続ける脅威
 2.2 クラッカーとは
 2.3 セキュリティホール
 2.4 さまざまな攻撃の種類
 2.5 セキュリティに必要なモノ
 2.6 危険性と対策  2.6.1 外部からの侵入
 2.6.2 社内からの犯行
 2.7 まだまだ低い日本ネットワークセキュリティのレベル
第3章 必要な体制
 3.1 セキュリティ責任者
 3.2 セキュリティ技術者
 3.3 検査チーム
 3.4 監視チーム
 3.5 コンサルタント
第4章 総合セキュリティ対策
 4.1 総合セキュリティ対策の起案
 4.2 総合セキュリティ対策の宣言
 4.3 総合セキュリティ対策本部の設置
 4.4 リスク分析
 4.5 緊急に実施すべき対策の提言
 4.6 セキュリティポリシーの作成
 4.7 セキュリティポリシーの運用
 4.8 欧米の動向
第5章 リスク分析
 5.1 リスク分析の目的
 5.2 リスク分析の種類
 5.3 脅威の種類(クライシスコンディション)
 5.4 リスクのある場所
 5.5 リスクのある時
 5.6 リスクの原因
 5.7 対策の列挙と分類・階層化
 5.8 対策のための現状調査
 5.9 脅威(リスク)の程度
 5.10 リスク分析のまとめ
第6章 セキュリティポリシー作成法
 6.1 セキュリティポリシーの構成
 6.2 作成プロセス
 6.3 リスク分析とセキュリティポリシーの関係
 6.4 前提条件
 6.5 ポリシーの作成
 6.6 スタンダードの作成
 6.7 プロシージャの作成
第7章 セキュリティポリシー事例
 7.1 インターネットサーバのリスク分析事例
 7.2 ポリシーの例
 7.3 スタンダード総合規定の例
 7.4 機能別スタンダードの例
第8章 いかに運用するか
 8.1 作成はほんの始まりに過ぎない
 8.2 セキュリティポリシーの更新
 8.3 外部コンサルタントの活用
 8.4 侵入検査サービス
 8.5 侵入監視サービス
 8.6 セキュアサーバサービス
 8.7 セキュリティ教育
 8.8 家庭教師
第9章 最近のネットワーク犯罪
 9.1 省庁サイトのホームページ改竄事件
 9.2 アメリカの有名サイトに対する使用不能攻撃
 9.3 今後予想されるネット犯罪

著者紹介

三輪 信雄(みわ のぶお)
1985年、同志社大学電気工学部卒業。
住友ゴムを経て、1989年、株式会社ラックに入社。現在、同社 取締役 不正アクセス対策事業本部長。
著書に「エクストラネット/イントラネット 実践 !! セキュリティ対策」(ソフトリサーチ・センター)がある。