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Anyone〈増補改訂版〉 建築をめぐる思考と討議の場

Anyone〈増補改訂版〉

磯崎新/浅田彰　監修

発売日：1997.07.03
定価：3,740円
サイズ：A5判
ISBNコード：4-87188-525-9

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この本の内容

〈Any〉シリーズのVol.1。91年にロサンゼルスで開催された〈Anyone〉カンファレンスの全記録。20世紀末の建築・空間・都市をめぐる思考と討議。増補改訂にあたり、浅田彰&磯崎新&田中純の鼎談を収録。

目次

Anyoneへの招待
謝辞
Anyイヴェントにおいて(=いずれにせよ)
〈Anyone〉の三つの問題
哲学者のパネル
固体の地位
建築の未来
即興によるレクチャーの要約
匿名者たちのデモグラフィ
デミウルゴスとしてのAnyoneの断片的肖像
ANYONE?　腹話術師のためのテクスト
任意の存在でないことについて
時間を考える
クァルキエラ
消失の主体
建築の主体
不安定な総体
テクスト(ヴォ)イド
自律から無時間性へ
フック、ライン、シグニチャー
無限の開放性
作者の情動――情熱そして建築の時
格子の主題をめぐる六つの覚え書き
透明性
スタイル、イメージ、恣意性
手紙
追補
ピーター・アイゼンマンへの手紙
Post/El・Cards　ジャック・デリダへの返答
天こそが限界だ
増補改訂版特別鼎談　ANYコンファレンスの軌跡
著者紹介

著者紹介

【監修者】
磯崎新(いそざき・あらた)
ポストモダンの代表的な建築家。
おもな著書に『建築における「日本的なもの」』(新潮社)、『空間の行間』(共著、筑摩書房)などがある。

浅田彰(あさだ・あきら)
京都造形芸術大学教授。
著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』(筑摩書房)など多数あり。