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シリーズ企画

叢書コムニス communis

コムニス(communis)とは、ラテン語で「共同の、共有の」「義務をともに果たす」「贈り物を交換する」という意味で、英語のコモンやコミュニティの語源だと考えられています。
<情報><メディア><コミュニケーション>の礎を問い直す本シリーズを象徴するとともに、読者のみなさんと「共同」していくという願いをこめました。

シリーズコンセプト

  1. <情報><メディア><コミュニケーション>という三つの概念を中核とし、これらを改めて問い直していく
  2. 現代的テーマについて、気鋭の書き手が、理論的に厳密でありかつ創造性に富んだ論考を展開する
  3. 扱うテーマは、情報社会論、情報経済論、デジタル文化論、都市論、身体論、認知論、記号論、メディア論、技術論、生命論など多岐にわたる。従来の領域に収まらないような新分野の創出も試みていく
  4. 内容・文体は、「読みやすさ」「理解しやすさ」「知的刺激」「啓発」を主眼とする

最新刊情報

情報の私有・共有・公有
名和小太郎 著
発売日 :2006.05.26
定価 :2,750円

「著作者の保護」と「できるだけ自由に著作物を利用できるようにする」という矛盾する理念のせめぎ合いから作られた著作権制度。著者の提唱する「ほどよいコモンズ」とは?

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情報の私有・共有・公有
情報と戦争
江畑謙介 著
発売日 :2006.03.27
定価 :2,640円

情報を制する者が戦いを制す。当代随一の軍事評論家が現代軍備における情報の本質を検証。90年代以降の情報技術革新の驚異。

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情報と戦争
メディアと倫理
和田伸一郎 著
発売日 :2006.01.26
定価 :2,530円

戦争のテレビ映像を観て「自分とは無関係なこと」と果たして断言できるだろうか。逆に、「関係がある」とも断言できない。このどちらにも確信を持って同意できないところに倫理的ジレンマが生まれるのである。

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メディアと倫理