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メディアと倫理 画面は慈悲なき世界を救済できるか

メディアと倫理 和田伸一郎 著

和田伸一郎 著

発売日:2006.01.26
定価:2,530円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-0175-9

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この本の内容

戦争のテレビ映像を観て「自分とは無関係なこと」と果たして断言できるだろうか。逆に、「関係がある」とも断言できない。このどちらにも確信を持って同意できないところに倫理的ジレンマが生まれるのである。

目次

序論 絵画から「便所の落書き」へ
第1章 慈悲なきメディアとしてのテレビ
第2章 映画は見る者を救済する
第3章 インターネットではなぜ人はかくも卑劣になれるのか
第4章 公共空間、あるいは世界へと現れることの喜び

あとがき

著者紹介

和田伸一郎(わだ・しんいちろう)
京都大学(人間・環境学)博士。1969年兵庫県神戸市生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門はメディア論、哲学。
著書に『存在論敵メディア論 ハイデガーとヴィリリオ』(新曜社)がある。