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インターコミュニケーション 47号 ●特集:CODE /コモンズ/ソフトウェア――創造の原理と権利

インターコミュニケーション 47号 NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

発売日:2003.11.27
定価:1,466円
サイズ:B5判変型

目次

47号 2004年冬

【特集=CODE /コモンズ/ソフトウェア--創造の原理と権利】
■アルゴリズムとしてのアート……山形浩生→p. 6
■Exe.cut[up]able statements: ――ユーザー・インターフェイスへと急浮上するコード……フローリアン・クラマー/大宮勘一郎[訳]→p. 14
■プログラミング・メディア……ケイシー・リース/江渡浩一郎[訳]→p. 24
■それをアートとは呼ぶまい――アルス・エレクトロニカ2003「CODE」……レフ・マノヴィチ/白井雅人[訳]→p. 32
■ソフトウェアはアートになりうるか――アルス・エレクトロニカ2003「CODE」レポート……徳井直生→p. 42
■プログラミングと演奏――コレクティヴ・ヴァーチュオーソの誕生……久保田晃弘→p. 50
■友達の友達はみな友達?――セマンティック・ウェブとウェブログ……歌田明弘→p. 58
■なぜ《ワラッテイイトモ、》のアラン・スミシー・ヴァージョンは、かくも猥褻で、美しく、そして笑えるのか……五十嵐太郎→p. 90
■CODE/コモンズ/ソフトウェアの観念史→p. 70
民主的に支えられる資本主義――『CODE』と『コモンズ』とクリエイティヴ……鈴木謙介/環境と所有権――コース、ハーディンと「コモンズ」……小島寛之/チューリング・テストと対話アルゴリズム……細馬宏通/パサージュとヴァルター・ベンヤミン……山口裕之/「反ソフトウェア」――キットラーの言説分析、あるいはピンク・フロイドについて……北田暁大/機械とジル・ドゥルーズ……小泉義之/開かれた作品とウンベルト・エーコ……篠原資明

【トレンド・ミックス】
■[Film]スタイル=コピーの時代――アメリカ映画の現在 01……青山真治→p. 98
■[Books]「作者」はコードになるのだろうか――松澤和宏『生成論の探究』……石原千秋→p. 102
■[Performance]イギリス、フリンジ・シアターの新展開――shuntの実験にみる「68年的運動」の再生と進化……大野裕之→p. 104
■[Music]オーストラリアのサウンド事情……藤枝守→p. 106
■[Mathematics]まあそんなに急がないで、じっくり考えてみてよ……深谷賢治→p. 108
■“学術界のロック・スター”ジジェクの新著……小林浩→p. 110
■“2軸動作”で見る二○○三年のスポーツ界……小田伸午→p. 111
■うろこが語る、新・街並みの美学……ぽむ企画→p. 112

【特別記事】
■沖縄現代史と〈反復帰論〉……[対談]小熊英二+新川明→p. 121

【連載】
■坂本龍一 skmt2 05……後藤繁雄+中島英樹→p. 113
■メディアは存在しない 06:三囚人のシステム理論は可能か?……斎藤環→p. 146
■片隅の啓蒙 05:人間の条件と動物の生……稲葉振一郎→p. 156
■生命と文明のはざまで 06:アラマタ的な知のあり方をめぐって2……佐倉統→p. 156

【活動レポート】
■企画展「サウンディング・スペース――9つの音響空間」→p. 178
■シリーズ展示「as media――メディアとしてのICC」→p. 180
■夏の子どもワークショップ「サウンド・アーティストになってみよう!」→p. 180