系統樹ウェブ曼荼羅
- 第12回
時空的に変遷するオブジェクトの系統樹:総括として」 - 第11回
「文化構築物としての写本の系統と進化」 - 第10回
「人間の綱:血のつながりを視覚化する図像的伝統」 - 第9回
「新大陸先住民の知識体系としての生命の樹」 - 第8回
家系図の図像学:生命の樹と唐草模様 - 第7回
祖先の蔭に護られて:系統樹二千年の歴史をさかのぼる - 第6回
円から球へ:高次元系統樹を描く - 第5回
鎖と樹と網:系譜のとり得るかたち - 第4回
分類体系は系統樹の時空的断面である - 第3回
三次元系統樹のもつ新たなヴィジュアル性 - 第2回
知識の樹は枯れることなく生い茂る - 第1回
世界を覆いつくすエルンスト・ヘッケルの時空系統樹
三中信宏(みなか・のぶひろ)

1958年京都生まれ。独立行政法人農業環境技術研究所生態系計測研究領域上席研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科生物・環境工学専攻エコロジカル・セイフティー学講座生態系計測学研究室教授、京都大学大学院理学研究科連携併任教授、東京農業大学大学院農学専攻客員教授。著書=『生物系統学』(東大出版会、1997)、『系統樹思考の世界』(講談社現代新書、2006)、『分類思考の世界』(同、2009)、『進化思考の世界』(NHKブックス、2010)など。訳書=ソーバー『過去を復元する』(勁草書房、2010)、カマジン『生物にとって自己組織化とは何か』(共訳、海游舎、2009)など。