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人生100年時代の経済 急成長する高齢者市場を読み解く

人生100年時代の経済 ジョセフ・カフリン 著

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ジョセフ・カフリン 著

依田光江 訳

発売日:2019.03.22
定価:2,970円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2373-1

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この本の内容

65歳以降の人生が楽しくなる消費・サービス・ITとは?

人生100年時代を迎え、「老後」の意味が変わった。企業が急成長を遂げる高齢者市場で成功するための秘訣とは何か。高齢者を弱者とみなす時代遅れのイメージと、医学やITの恩恵を享受するこれからの高齢者の現実との乖離は広まるばかりだ。ITから金融まで、高齢化社会の課題について包括的な最先端の調査・研究をおこなうMITエイジラボの所長が、「ベビーブーマー世代」と呼ばれる戦後生まれの新しいシニア層の生き方や価値観、嗜好を徹底分析。米国だけで8兆ドルにのぼるシニア向け市場に注目し、様々なプロダクトの成功/失敗事例をもとに、私たちの年の取り方を変えるデザインとイノベーションを提示する。

書評掲載情報

週刊エコノミスト 2019年6/4号 (2019年5月27日付)
日本経済新聞 朝刊 (2019年6月15日付)

目次

日本の読者の皆さまへ
はじめに 長寿命化のパラドックス

[Ⅰ部]
第1章 老いの歴史
第2章 老いにまつわる神話
第3章 女性のつくる未来
第4章 世代分離か、世代統合か

[Ⅱ部]
第5章 攻めの共感戦略と超越的デザイン
第6章 健康と安全と発想の転換の勝利
第7章 幸福の追求
第8章 人生100年時代の生きがいの追求、そして遺産

著者紹介

【著者】
ジョセフ・カフリン (Joseph F.Coughlin)
米マサチューセッツ工科大学(MIT)エイジラボ(AgeLab 高齢化研究所)所長。MITの都市研究計画学科とスローンスクールの高度管理プログラムで教鞭をとり、高齢者のリタイア後の人生に関するオピニオンリーダーとして活躍。専門は人口動態の変化、技術、社会動向、消費者行動がビジネスや政府のイノベーションに与える影響など。共編著にAging America and Transportation(2012)。ウォール・ストリート・ジャーナル紙「退職後の未来を創造する12人のイノベーター」にも選出される。
MITエイジラボ:ポジティブ高齢社会の構築を目的に、日本をはじめ各国の企業・研究機関と連携しながら、世界規模で進む高齢化の課題や可能性について、金融からITまで、高齢化に関する幅広いテーマに取り組んでいる。
エイジラボHP:http://agelab.mit.edu/。

【訳者】
依田光江 (よだ・みつえ)
翻訳家。お茶の水大学卒。訳書にクレイトン・M・クリステンセン他著『ジョブ理論』、アレック・ロス『未来化する社会』、ベン・パー『アテンション』(共訳)他多数。