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skmt2 坂本龍一/後藤繁雄 著

坂本龍一/後藤繁雄 著

発売日:2006.12.25
定価:2,200円
サイズ:四六判変型
ISBNコード:4-7571-7034-3

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この本の内容

坂本龍一は、何を考え、どこへ行こうとしているのだろう? 音楽家・坂本龍一、9・11以後の行動と思索の軌跡。編集者・後藤繁雄と坂本龍一による、〈反〉伝記の試み。

目次

この本のために(坂本龍一)
計画ヴァージョン2/この「本」はどのようにして書かれ、つくられるのか?
世紀末から新世紀へ1(DISCとBOOK)
世紀末から新世紀へ2
アメリカという幻想の終わり
帝国からの避難
非戦/逃げろ
音楽/人類の終末/希望
場所
想像力
code new village exhibitionをめぐって
セバスチャン・サルガドの写真
人類の幼年期/一人のラムズフェルドを
アニミスティックな力
植民地
先住民であるということ
哲学の終焉/日本
喪失感/希望の力
リレートした世界で/情報の非対称を対称に
ニュー・ヴィレッジのためのミーティングでの発言記録より
エレファンティズム/ボノボ/動物の教え
世界の果てから
それを見ること
イシュマエル/ゴリラの教え
スーザン・ソンタグの『In America』/平易さをめぐって
メール・インタヴュー/9・11/非戦/自然エネルギー/ワールドツアー
父の死
ジョビン/深度/悟り/ポエジア
鳥人
会話から
ポエジアへ1
ポエジアへ2
詩のためのランダムなメモ
中断/イラク戦争
その日の終わりには……
歌わない人
漢字/謎
日本の先住民のこと
一万年ぐらい前に
笛/シャーマニズム/自然の力の領域へ
音/オト
カートゥーンの国、アメリカ
冬/フユ
韓国ドラマ/古層の日本語
お母さんのコトバ/木村紀子『古層日本語の融合構造』をめぐって
コトバをめぐって
語感/音感
アイヌ/アボリジニ
コトバと音の旅を・・・
そうしてすべてのコトバは混じりあってゆく
わらべうた/小泉文夫
おとぎ話
やがて一〇歳、一五歳になれば・・・
文明と寿命
子どものための音楽
避難
移動途中
ニュー・アルバム/即興
裂け目
どこを見ても亀裂だらけじゃないか
暑い夏
アメリカ2004
ベルリン/都市の力
八重山諸島西表島で
CHASMY/キャズム的なるもの
断食道場にて
新しい年に
スタジオにこもっている
スーザンへのレクイエム
初期の音/大滝詠一のおしえ
閉じない感じ
今再び『CHASM』をめぐって
実験ライヴにて
スーザン・ソンタグ追悼シンポジウムにて
blog/tour
ライヴ/楽しさをみつける時間
旅の途上で/ファンタジー/想起する力
カールステン・ニコライとともに/(音楽のルーツ)
お正月の読書
大雪のこと
エロティシズム/自然の力
利己的なアメリカ
レクイエム/ナム・ジュン・パイク
PSE法をめぐる
楽屋にて/ALVA NOTO+SAKAMOTO insen EU TOUR
諏訪への旅
アモルファスな人生へ/アブストラクトな旅へ
あとがき 官能美学の人 坂本さん(後藤繁雄)

著者紹介

坂本 龍一(さかもと りゅういち)
作曲家、ピアニスト。ニューヨーク在住。

後藤 繁雄(ごとう しげお)
編集者、クリエイティブディレクター。京都造形芸術大学教授。