ホーム > 書籍出版 > 成熟社会の教育・家族・雇用システム 日仏比較の視点から

成熟社会の教育・家族・雇用システム 日仏比較の視点から

成熟社会の教育・家族・雇用システム 浅野清 編

浅野清 編

発売日:2005.12.13
定価:3,520円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2167-9

オンラインで購入

この本の内容

教育・家族・雇用にフォーカスして現代フランスの社会経済システムを分析。日仏比較研究の視点から、現代日本に共通する成熟社会の課題に迫る。東洋大学先端政策科学研究センター研究叢書シリーズの第二弾。

目次

はじめに

序章 フランスの社会経済システム――日本のゆくえを求めて

第1部 教育システム
第1章 学歴社会フランスの学校制度
第2章 教育の高度化と職業教育家―日仏比較
第3章 産学連携と地方におけるイノベーションシステム――Cifre制度の分析
第4章 産学官連携にみる日仏比較――ポスト・ドクター支援政策を通じて
第5章 EUにおけるLMD改革

第2部 市場を補完する諸制度と雇用システム
第6章 階層社会の雇用形態と賃金格差
第7章 市場と非市場のインタラクション
第8章 非営利組織における雇用の可能性
第9章 CreqとGeberation’98

第3部 家族と社会保障システム
第10章 フランス社会保障組織の2種類
第11章 フランスの年金改革
第12章 高齢化社会と2004年年金改革評価
第13章 フランスの家族手当と育児支援
第14章 母子世帯向け所得保障政策の動向

執筆者一覧

著者紹介

浅野 清(あさの きよし) 東洋大学経済学部教授、博士(経済学)。1969年名古屋大学経済学部卒業。1975年名古屋大学大学院博士課程単位取得。1975年同大学助手。1978年東洋経済学部講師。 1980年同大学助教授を経て1988年より現職。主著『ルソーの社会経済思想』(1995年、時潮社)などがある。