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デジタル・ツナガリ 拡大するネットコミュニティの光と影

デジタル・ツナガリ 原田泉/土屋大洋 編著

原田泉/土屋大洋 編著

C&C振興財団 監修

発売日:2004.10.18
定価:3,520円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0142-2

品切れ

この本の内容

ネット上に出現した巨大なコミュニティは、いまやサイバースペースだけでなく、現実の世界をも変えつつある。それはかつて夢見られた理想ばかりの世界ではない。本書はネットの中に生まれた新たなコミュニティの現在に焦点をあて、どのように生まれ、変化、発展し、現在に至るかをさまざまな局面から捉え、その光と影、そして未来を描き出そうとする意欲的調査研究書。

目次

序 章 ネット・コミュニティのルールとインターネット・コミュニティの自由
第1章 パソコン通信とインターネットに見るネット・コミュニティの進化
第2章 現実社会とオンライン・コミュニティの変容
第3章 ネット・コミュニティにおける情報倫理
第4章 ソフトウェアのローカライゼ-ションにおけるネットコミュニティの役割
第5章 「情報化後発国」を支えるインターネット・コミュニティ
第6章 ネット・コミュニティ参画における2つの側面
第7章 インターネット・コミュニティとインテイリジェンス・コミュニティの衝突
第8章 人々をつなぐネットワーク

著者紹介

原田泉(はらだ・いずみ)
国際社会経済研究所主席研究員・調査部長。国際大学グローバル・コミュニケーション・センター・フェロー、日本危機管理学会理事。
著書に『21世紀北東アジア世界の展望』(共著、日本経済評論社)、『2005年 日本浮上』(共著、NTT出版)などがある。

土屋大洋(つちや・もとひろ)
慶應義塾大学大学院政策メディア研究科准教授兼総合政策学部准教授、マサチューセッツ工科大学(MIT)国際関係研究所客員研究員。専門は国際関係論、情報社会論、公共政策論。
著書に『情報による安全保障』『情報とグローバル・ガバナンス』(ともに慶應義塾大学出版会)、『ネット・ポリティックス』(岩波書店、第19回テレコム社会科学賞受賞)、『ネットワーク・パワー』(NTT出版)などがある。