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日本のアジア政策 アジアから見た不信と期待

日本のアジア政策 猪口孝 編

猪口孝 編

発売日:2003.12.13
定価:3,740円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2122-9

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この本の内容

日米関係の裏側でしかなかった日本のアジア政策が如何に変容しつつあるかを、20世紀最後の10年と21世紀初頭に焦点をあてて考察。近隣各国の対日本意識を詳説することで客観的な日本のアジア政策理解を目指す。

目次

序章 地域主義化する日本
ねじれた歴史 敗北の受け入れほか

第一部
第1章 アジア太平洋におけるアメリカのリベラル・グランドストラテジー
第2章 経済危機後の東アジアー開発の楽園は失われたのか
第3章 ASEANと日本の東南アジア地域主義

第二部
第4章 日本のアジア政策に対する中国の戦略――「強ー強関係」への適応
第5章 日本のアジア政策と韓国の戦略
第6章 日本のアジア太平洋政策とロシアの戦略
第7章 日本、インドネシアおよび太平洋における政策リーダーシップ
第8章 日本のアジア太平洋政策とインドの戦略
補章 北朝鮮の見る日本のアジア政策
あとがき

著者紹介

猪口孝(いのぐち・たかし)
中央大学教授、東京大学名誉教授。専門は、政治学、国際関係論。
著書に『国際政治の見方』(ちくま新書)、『シリーズ国際関係論(5)国際関係論の系譜』(東京大学出版会)、『トンボとエダマメ論』『英語は道具力』(ともに、西村書店)など多数あり。