ホーム > 書籍出版 > インターコミュニケーション 45号 ●特集:知覚と運動のシナジー

インターコミュニケーション 45号 ●特集:知覚と運動のシナジー

インターコミュニケーション 45号 NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

発売日:2003.05.18
定価:1,466円
サイズ:B5判変型

目次

45号 2003年夏

【特集=知覚と運動のシナジー】
■感覚のインタラクション--脳・身体・環境の強結合……[対談]下條信輔+多賀厳太郎→p. 18
■物質と生命の関係……ロドニー・ブルックス/大和淳司[訳]→p. 43
■知覚=運動の協応構造--ベルンシュタイン『デクステリティ』を読む……佐々木正人→p. 64
■武道と文学と哲学は生死のあわいで響き合う--非中枢的身体論から言葉の身体性まで……内田樹→p. 72
■地理的表象のための存在論的ツール……ロベルト・カサティ+バリー・スミス+アキッレ・C・ヴァルツィ/齋藤暢人[訳]→p. 80
■趣味は「身体/五感」--遺留品、あるいは「身体/五感」という技法……山下柚実→p. 92
■知覚ロボットの現在→p. 52
〈ケンゾー〉「触れること」の重要性--人間とロボットが親密になるために……篠沢一彦+納谷太/〈ロボビー〉コミュニケーションのインフラとして--「身体性」を軸に考える……石黒浩/〈ワメーバ〉ロボットなりの感情が見える--自己保存機能の導入……菅野重樹/〈む?〉関係発達論的ロボティクス--そこから見える、もう一つの「知覚」……岡田美智男
■知覚=運動のキーワード→p. 98
〈認知科学〉脳-身体-環境のインタラクション……乾敏郎/〈脳科学〉脳の中の身体--身体運動の知覚と行動制御……内藤栄一/〈発達心理学〉レフ・ヴィゴツキーと受動的身体……高木光太郎/〈生態心理学〉知覚と運動の双対的関係……三嶋博之/〈運動科学〉視覚の虜--運動科学における認知と運動……小田伸午/〈身体技法〉「他者」をはらむ身体--世阿弥と甲野善紀……田中聡/〈哲学〉表象の二つの顔--認識論における表象と空間表象の存在論……染谷昌義・齋藤暢人

【トレンド・ミックス】
■[Books]いま、文学を教えること--大橋洋一『新文学入門』……石原千秋→p. 114
■[Film]スパイダー、マザーファッカー--デイヴィッド・クローネンバーグ『スパイダー』……青山真治→p. 116
■[Peformance]チャップリンの復活……大野裕之→p. 118
■[Socio-economics]マネー イズ メモリー……小島寛之→p. 120
■戦争とサイード……小林浩→p. 124
■ただの観光写真と思っていたら…… ……柳喜悦→p. 125
■アフリカン・ポップの伝統回帰……松山晋也→p. 126
■メビウスの帯に入った世界のノイズ……針谷周作→p. 127
■再帰{☆ルビ:プレイバック☆}する未来--辺境都市ロサンゼルスより……ドミニク・チェン→p. 128

【特別記事】
■E.A.T.--芸術と技術の実験→p. 5
■ゴダールと「ニュー・メディア」の文法……堀潤之→p. 129
■マクルーハンとカトリック……山内志朗→p. 137

【連載】
■メディアは存在しない 04:マクルーハンの法則……斎藤環→p. 146
■片隅の啓蒙 03:東浩紀のポストモダン論……稲葉振一郎→p. 159
■生命と文明のはざまで 04:インターネット的学際知とは何なのか?--山形浩生との往復書簡(その2)……佐倉統→p. 165

【展覧会レヴュー】
■「それは皆無だ」とクルーヴァーは言った。--E.A.T.とアート&テクノロジーの行方 E.A.T.展--芸術と技術の実験……椹木野衣→p. 174

【活動レポート】
■コミュニケーションの現在・2003シンポジウム/ワークショップ/コレクション展示の15日間■ZKM--ICCネットワーク・プロジェクト《Web of Life》→p. 178