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世界銀行 開発援助戦略の変革 

世界銀行 開発援助戦略の変革 大野泉 著

大野泉 著

発売日:2000.09.29
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2049-4

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この本の内容

ロシアの市場経済化の大混乱、アジア通貨危機はじめIMF、世銀主導の開発援助が大きな国際政治問題となり、2000年を迎え最貧困の債務棒引きを訴えるジュビリー2000の運動が盛り上がるなど、今や新しい開発援助の哲学、新しい国際金融システムが求められている。その中で世銀はいち早く変革の手を打ってきた。この内容と現状を、最も良く知る世銀スタッフだった著者による最新分析は、アジアや欧州に日本がどのような哲学で接していくかという重大な問いに応える必読書だ。

目次

はじめに
開発援助を理解するための15のキーワード
1 変わりゆく世界銀行
2 世界銀行の体制改革
3 世界銀行の新戦略―開発哲学のソフト化
4 スティグリッツ vs IMF
5 世銀と日本の援助政策――21世紀の構図を探る――

著者紹介

大野 泉(おおの いずみ)
国際協力銀行開発4部課長(中南米担当)
著書に『IMFと世界銀行』(共著、日本評論社)がある。