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「行政経営」の時代 評価から実践へ

「行政経営」の時代 上山信一 著

上山信一 著

発売日:1999.07.01
定価:2,530円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2017-6

品切れ

この本の内容

税とサービスのバリューフォーマネー。納税者=顧客をいかに満足させるか。企業経営の手法を行政に活かす改革の新戦略。行政・議会・NPO関係者必読。

目次

はじめに
序章 行政に企業経営の手法がどこまで使えるか
 1.「行政経営」の考え方
 2.サッチャー政権以降の英国の「行政経営」の足どり
 3.米国にみる「行政経営」の長い歴史
 4.ニュー・パブリック・マネジメント理論の考え方
 5.行政経営と昨今の「行改」との違い
第1章 米国にみる行政経営の先駆事例
 1.なぜ企業経営手法の導入が必要だったのか
 2.マーケティング手法で蘇生したニューヨークの地下鉄
 3.老人ホームでの顧客満足度の追求
 4.博物館のマーケティング――スミソニアン研究所の変身
 5.美術館のサービス改革
 6.高速道路の顧客満足度の追求
 7.米国事例に共通する企業改革手法
第2章 企業経営の手法に何を学ぶべきか
第3章 現場レベルでの行政経営の実践
 1.現場での実践の四ステップ
 2.導入の手順
 3.Q&A――成功の勘所
第4章 住民とのパートナーシップ
 1.PIPI活動のすすめ
 2.PIPI活動の展開事例
第5章 自治体経営の改革シナリオ
第6章 行政評価と行政経営
 1.企業の業績評価と行政評価の違い
 2.英米の行政改革にみる「評価」と「経営」の関係
 3.わが国の行政評価とその活かし方
参考文献リスト
おわりに

著者紹介

上山 信一(うえやま しんいち)
1957年大阪市生。
京都大学(法)、プリンストン大大学院(公共経営学)修士過程卒。1980年に運輸省入省後、外務省出向を経て、1986年マッキンゼー入社。1992年パートナー(役員)に就任し、現在に至る。主に製造業の戦略、組織改革の他、行政改革も手がける。
著書に『アフリカ難民問題』(教育社新書、ペンネーム洛山洋一)、『南米大陸ぶらり一人旅』(三修社、同ペンネーム)、『変革のマネジメント』(NTT出版)、「行政評価の時代」(NTT出版)がある。