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現代日本の損害保険産業 

現代日本の損害保険産業 植草益 編

植草益 編

発売日:1999.03.23
定価:5,280円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2011-7

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この本の内容

これまで日本の損害保険産業については経済学的観点からの分析が皆無であった。本書は、産業組織論・公的規制論・保険法等の専門研究者・実務家が結集して損害保険産業を分析し、今後の在り方を問う我国初の本格的体系分析である。損害保険業を考察する上で必読の書。

目次

序論 課題と構成
第1部 構造と規制
 第1章 損害保険産業の構造と規制
 第2章 最近の規制改革――金融ビッグバンの動向
 第3章 主要国の損害保険産業
第2部 流通と商品市場
 第4章 需要構造と代理店の役割
 第5章 アメリカの損害保険産業の流通市場
 第6章 損害保険市場の新しい展開
第3部 企業行動と規制の理論
 第7章 損害保険価格の経済学的意味
 第8章 保険市場のミクロ経済学的分析
 第9章 損害保険における料率規制
第4部 経済成果と規制の評価
 第10章 損害保険産業の市場成果
 第11章 規制緩和と損害保険産業の構造変化――シミュレーション分析
第5部 規制緩和と今後の損害保険産業(シンポジウム)

著者紹介

植草 益(うえくさ ます)
東洋大学経済学部教授、東京大学名誉教授、経済学博士。専攻、産業組織論、公的規制論。
《主要著書》『産業組織論』(筑摩書房、1982年)、『産業融合』(岩波書店、2000年)、
『現代産業組織論』(編著、NTT出版、2002年)。