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インターコミュニケーション 27号 ●特集:漢字WAR――コンピュータ社会と日本語

インターコミュニケーション 27号 NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

発売日:1998.11.18
定価:1,466円
サイズ:B5判変型

目次

27号 1999年冬

【特集=漢字WAR】
■変換キーの中の日本語……[対談]リービ英雄+川村湊→p. 50
■ルビと漢字……山城むつみ→p. 63
■漢字の読み方……養老孟司→p. 68
■造形と増殖--漢字の遺伝子……松枝到→p. 70
■漢字文化圏の興亡……阿辻哲次→p. 81
■文字の身体……岡本光平→p. 88
■錯視を友とし--明朝体漢字の設計……小宮山博史→p. 90
■「統合」の中の「差異」……園田茂人→p. 102
■漢字という文化装置……[対談]鈴木孝夫+桂英史→p. 104

【リサーチ&クリエイション】
■プライヴェート・ライト/パブリック・ライト……ミシャ・クバル→p. 4
■魚器(NAKI)シリーズ……明和電機→p. 7
■ポータブル住宅……クレール・プトゥタン+フィリップ・グレゴワール/藤原えりみ[訳]→p. 10
■虚空を見つめつづける体力……石原友明→p. 14

【特別記事】
■光に触れる意識--ジェームズ・タレル インタヴュー……佐々木正人[聞き手]/島田淳子[訳]→p. 113
■[シンポジウム]ルイジ・ノーノと《プロメテオ》……ヘルムート・ラッヘンマン+磯崎新+浅田彰+長木誠司→p. 128
■パノプティコンからアーキペラゴへ--秋吉台国際芸術村コンサートホール……磯崎新→p. 143
■音楽・政治・哲学--ルイジ・ノーノをめぐって……浅田彰→p. 146

【連載】
■来たるべき自然のために--科学の社会論5:雨の言葉……港千尋→p. 152
■サイバースペースは何故そう呼ばれるか1:サイバースペースは何故スペースと呼ばれるか6……東浩紀→p. 158

【ICファイル】
■情報戦争時代のメディア論--ISEA「革命」と「テロ」、アルス・エレクトロニカ「INFOWAR」……草原真知子→p. 17
■ベルリンとベルリン・ビエンナーレ--ベルリン・ビエンナーレ「Berlin/Berlin」展……市原研太郎→p. 21
■身体へのヴァーチュアルなタッチ--シーグラフ98、アート・ギャラリー「Touchware」……エルキ・フータモ/白井雅人[訳]→p. 24
■カーペットに重畳された想像力--スタジオ・アッズーロ「AMBIENTI SENSIBILI」展……稲垣貴士→p. 26
■中央ヨーロッパに浮上する新しい文化圏--「シュタイアーマルクの秋」……伊藤俊治→p. 28
■クローン動物の社会的有用性とは?--体細胞クローン動物……今井裕→p. 31
■感情よりも知性に働きかける展覧会--ジョアン・ミロ財団「ヴォイス」展……フェルナンド・バレンブリット/及部奈津[訳]→p. 34
■「文字コード」周辺の動向--インターネットにおける縦組み/文字コード……府川充男→p. 36
■最近のタイポグラフィ雑感--キネティック・タイポグラフィ……スグル・イシザキ+ケリー・イシザキ→p. 40
■アノニマスな音のユートピア--タージ・マハル旅行団《AUGUST 74》……大里俊晴→p. 43
■20世紀音楽の情報発信者--アンサンブル・モデルンに聞く……小沼純一→p. 46

【ICCスペシャル】
■創造と破壊のサイクル--ウッディ・ヴァスルカに聞く……高島直之[聞き手]/島田淳子[訳]→p. 166

【ICCレヴュー】
■〈拡散する書物〉と、その裏返しの〈文字の表現力〉の不可思議さをめぐって--「『バベルの図書館』--文字/書物/メディア」……臼田捷治→p. 178
■ビッグ・ブラザー--ウッディ・ヴァスルカ「ザ・ブラザーフッド」展……スティーヴン・サラザン/白井雅人[訳]→p. 180
■身体にメディアが浸透するとき--ICCニュースクール5「感覚とコミュニケーション」……歌田明弘→p. 183

【ICCレポート】
■「ウッディ・ヴァスルカ/ワークショップ」■日独メディア・アート・シンポジウム■スタイナ&ウッディ・ヴァスルカ ヴィデオ・ワークス■鈴木了二の映画《物質試行35 空地 空洞 空隙》上映■「ニック・フィリップ/セレクテッド・ワークス」→p. 186