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インターコミュニケーション 23号 ●特集:反重力へ―ものからの離陸

インターコミュニケーション 23号 NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

発売日:1997.11.18
定価:1,466円
サイズ:B5判変型

目次

23号 1998年冬

【特集=反重力へ--ものからの離陸】
■浮遊したままの身体を生きる……[対談]芹沢俊介+大澤真幸→p. 18
■反重力の想像力--ジョイス、ナボコフ、カルヴィーノ……若島正→p. 32
■反重力の建築--塚本由晴→p. 38
■反重力商品カタログ(図版構成)……武邑光裕[構成+テキスト]→p. 49
■テクノはロックに対する反重力……[対談]ケン・イシイ+武邑光裕→p. 65
■パラサイト・ヴィジョンズ--代理の、親密な、非自発的な体験……ステラーク/沖啓介[訳]→p. 72
■反価値の所有権をめぐるギャンブル--純粋廃棄物としての美術作品について……古屋俊彦→p. 81
■内容は言語である--ピーター・グリーナウェイの「フライング・オーヴァー・ウォーター」展……フェルナンド・バレンブリット/尾河直哉[訳]→p. 86

【リサーチ&クリエイション】
■TRANS-E My body, My blood……ディアナ・ドミンゲス/白井雅人[訳]→p. 4
■通過する風景……やなぎみわ→p. 7
■OSMOSE……シャー・デイヴィス/橋本啓子[訳]→p. 10
■見えない光……逢坂卓郎→p. 13

【コラム】
■Tangible Bits 2--ビットの感触/ビットの気配……石井裕→p. 90
■競い合う雄と見比べる雌……長谷川真理子→p. 124
■東京の川で泳ごう!--都市の潜在力を顕在化せよ……貝島桃代→p. 132
■「コトバの写真法」と明治の仮想現実……キース・ヴィンセント→p. 140
■新たなる代へ--永すぎる「現代」に見切りをつけて……戸村浩→p. 150

【連載】
■来たるべき自然のために--科学の社会論2:ゲノムのゲーム--科学と倫理の統合は可能か……港千尋→p. 134
■サイバースペースは何故そう呼ばれるか1:サイバースペースは何故スペースと呼ばれるか2……東浩紀→p. 142

【ICファイル】
■ストレンジ・アトラクター--もしくは聖なるものの不在--アルス・エレクトロニカ97/テレコム・インタラクティヴ97……服部桂→p. 98
■場所の記憶--アルスエレクトロニカ97……小崎哲哉→p. 100
■血の香りがするオレンジたち--リュック・ベッソン《フィフス・エレメント》とエンキ・ビラル《ティコ・ムーン》……スティーヴン・サラザン/加治屋健司[訳]→p. 102
■テクノロジーのuselessな使用--オヴァルを紹介する……佐々木敦→p. 104
■あたまくんなー--ウィリアム・S・バロウズ 1914-1997……山形浩生→p. 106
■不可視のアーバニズム--キヤノン・アートラボ第7回企画展「IO-DENCIES[デンシーズ]情報から都市への問い」……後藤武→p. 108
■メディウムとしての庭--デレク・ジャーマン『derek jarman's garden』……伊藤俊治→p. 110 ■夢想のポトフとしての九龍城--マルチメディアのなかの香港--《Kowloon's Gate》/『香港-多層都市』/『大図解・九龍城』……松枝到→p. 112
■世紀末サブカルチャーは脱出速度に達しうるか?--マーク・デリー『エスケープ・ヴェロシティ』……吉岡洋→p. 114

【インタヴュー】
■時間と創造--イリヤ・プリゴジンに聞く……浅田彰[聞き手]→p. 116

【特別記事】
■クラッシュ--ダイアナ元妃の死亡事故は死と欲望のカクテルか?……サルマン・ラシュディ/山本幸雄[訳]→p. 92
■Webnessの顕現--sensoriumが試みたこと……渡辺保史→p. 126

【ICCスペシャル】
■《ザ・ケイヴ》をめぐって--スティーヴ・ライヒ来日記念シンポジウム……近藤譲+高橋悠治+藤枝晃雄+浅田彰[司会]→p. 152

【ICCレヴュー】
■リアリティの多元性をのぞく--《ザ・ケイヴ》の日本公演を聴いて……白石美雪→p. 162
■唯一神の分有--ライヒ&コロットの《ザ・ケイヴ》から……西谷修→p. 165
■カタストロフィのあとで--ダムタイプの新作《OR》、もしくは臨死的ヴィジョン……鴻英良→p. 172
■臨界のパフォーマンス--ダムタイプの《OR》を観る……浅田彰→p. 175
■「精神」や「独創性」から解放する試み--アート&サイエンスの共振「センシティヴ・カオス--流れゆくものとの対話」展、「ポール・デマリーニス展--メディアの考古学」……名古屋覚→p. 178

【ICCレポート】
■ポール・デマリーニス・ワークショップ■アート&サイエンス映像コレクション■ベリル・コロット、スティーヴ・ライヒのドキュメンタリー・ヴィデオ・オペラ■ZKMオープン記念「Global Body」■東京大学創立120周年記念「東京大学展--学問の過去・現在・未来」第4部「知の開放」■ICCビエンナーレ97開催→p. 182