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インターコミュニケーション 22号 ●特集:科学にとって美とはなにか

インターコミュニケーション 22号 NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

NTTインターコミュニケーション・センター推進室 企画

発売日:1997.08.18
定価:1,466円
サイズ:B5判変型

目次

22号 1997年秋

【特集=科学にとって美とはなにか】
■エシックとエステティック--創造性の表現をめぐって……[対談]村上陽一郎+坂根厳夫→p. 18
■モデルの美、オブジェクトの美--科学と芸術を超えて……久保田晃弘→p. 32
■科学と芸術の〈ブラック・ボックス化〉……沖啓介→p. 39
■ヴィクトリア朝時代の科学は共感覚をでっちあげようとしました……ポール・デマリーニス(Eメール インタヴュー)/柿沼敏江[訳]→p. 65
■科学、理性、情念……イリヤ・プリゴジン/松浦俊輔[訳]→p. 76
■芸術と科学における美学、表現、創造性……アーサー・I・ミラー/高島平吾[訳]→p. 83
■芸術と科学の交差点(図版構成)……加藤総夫、久保田晃弘、上野健爾、大和雅之、高木隆司、伊東乾、細馬宏通、清野聡子→p. 46

【リサーチ&クリエイション】
■Orbis Pictus Revised……チェベ・ファン・タイエン+ミロシュ・ヴォイチェコフスキー/遠藤徹[訳]→p. 4
■光-呼吸……佐藤時啓→p. 7
■ロンドン⇔東京……tomato/遠藤徹[訳]→p. 10
■EARTH JUICE……豊崎洋二→p. 13

【連載】
■来たるべき自然のために--科学の社会論1:自然の値段……港千尋→p. 154
■サイバースペースは何故そう呼ばれるか1:サイバースペースは何故スペースと呼ばれるか1……東浩紀→p. 161

【対話】
情報化/消費社会に未来はあるか……見田宗介+橋爪大三郎→p. 130

【ICファイル】
■「外部=空間」へのインターフェイス--クリスチャン・メラー「サウンド・ガーデン」展、「ヴァーチャル・ケージ」展--後々田寿徳→p. 98
■揺さぶられる「現実」--「バーチャル・アーキテクチャー」展……鵜沢隆→p. 100
■フルーツの行方--アーテックの10年目/第5回名古屋国際ビエンナーレ・アーテック '97……茂登山清文→p. 102
■再び西欧の文脈へ--ヴェネツィア、カッセル、ミュンスターの国際展を巡って--小松崎拓男→p. 105
■スペクタクルから摩滅する記憶へ--大友良英の変貌……椹木野衣→p. 108
■反重力の文化経済--合成された知覚消費社会……武邑光裕→p. 111
■芸術でない芸術--ニューヨークの荒川/ギンズ展……フレッド・L・ラッシュ/本江邦夫[訳]→p. 114
■哲学者クロサキはカオスの海を泳ぎきるか……大澤真幸→p. 116
■ヴァーチャル・ハウスをめぐって……浅田彰→p. 122

【コラム】
■Tangible Bits 1--ビットの海辺にて:身体とサイバースペースの境界……石井裕→p. 96
■ネットワークに聴診器をあてる……池田裕行→p. 128
■西域紀行--崑崙南道より……村岡三郎→p. 166

【特別記事】
■電子図書館論--インターネット・ライブラリーの時代を迎えて……歌田明弘→p. 141
■電子図書館論--「ライヴ」と「アーカイヴ」のはざまで……大和田龍夫→p. 146
■電子図書館論--自己消滅するデジタル・ライブラリー……森岡祥倫→p. 149

【ICCレヴュー】
■遊戯空間としてのメディア--「OPEN STUDIO 岩井俊雄展--そのメディア・アートの軌跡……西村智弘→p. 168
■連衆の反ユートピア精神--「海市--もうひとつのユートピア」展……飯島洋一→p. 170
■インターコミュニケーション・アートのこれから--ICCコレクション……倉林靖→p. 173

【ICCレポート】
■吉原悠博VIDEO SHOW FADE AWAY: time amplifies desire■岩井俊雄展ワークショップ■「海市」展スペシャル・トーク■InterCommunication Channel on InterCommunication Center■「センシティヴ・カオス--流れゆくものとの対話」展シンポジウム→p. 176