- 大学の反省
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発売日 :2009.04.10定価 :2,530円
いま大学に何が必要か? 難問が山積し、魅力を失い始めた日本の大学。その現状と問題点を正確に透視し、この複雑な時代にふさわしい日本の高等教育のあるべき姿とは何かを考え抜いた力作。
- グローバリゼーション 人類5万年のドラマ(下)
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友田錫/滝上広水 訳発売日 :2009.03.09定価 :2,640円
加速する世界一体化の流れに私たちはどう向き合い、何をなすべきか? 経済、社会、テクノロジーの最新動向を鮮やかに描き出し、人類の前途を展望するグローバリゼーション論の決定版!
- 「意識」を語る
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山形浩生/守岡桜 訳発売日 :2009.02.23定価 :2,420円
人間とは何か。クオリア、自由意思は本当にあるのか。チャーマーズ、クリック、デネット、ペンローズ、ラマチャンドラン、ヴァレラ……超大物たちにブラックモアが挑んだ画期的な対談集。めったに聞けない大家たち...
- グローバリゼーション 人類5万年のドラマ(上)
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友田錫/滝上広水 訳発売日 :2009.02.23定価 :2,860円
人類誕生の瞬間からグローバリゼーションは始まっていた。出アフリカの後、世界が絆を強めていった壮大な物語の主役は貿易商人、布教師、冒険家、戦士だった。地球上に標したその巨歩を辿りなおす。
- おたくの起源
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発売日 :2009.02.09定価 :1,760円
趣味・嗜好を表す言葉から、文化までをも規定する時代の言葉となった「おたく」。SFファンやマンガファンが育て、現在へと結実する過程。1970年代にみるその萌芽を振り返り、現代視覚文化の根源を示す。
- 自分で考える本
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発売日 :2009.02.09定価 :2,640円
「創造とは概念(コンセプト)をつくること」。いかにテクストを解釈・加工・編集しながら新しい概念を創出していくか、情報学の哲学的考察を背景に、長年、試行錯誤しながら確立した、情報から創造へと導く知的プ...
- アンデルセン、福祉を語る
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林昌宏 訳京極高宣 監修/ブルーノ・パリエ 解説発売日 :2008.12.19定価 :1,980円
仕事と育児の両立、格差と貧困、年金と医療の問題……さまざまな問題を抱える日本。そんな問題の解決に向けた、福祉国家論の第一人者による、福祉入門!
- 誰がオバマを大統領に選んだのか
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発売日 :2008.12.19定価 :1,760円
2008年のアメリカ大統領選挙ほど、アメリカの抱える人種・地域・女性・宗教・階層をめぐる文化的価値観の対立と分裂を明らかにしたものはない。この対立と分裂の先に見えるのは、アメリカの衰退の兆しなのか?
- おもしろい歴史物語を読もう
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発売日 :2008.11.29定価 :1,760円
日本近代に書かれた史書のなかで、歴史物語として小説のように楽しく読めるものを紹介し、その書き手である作家たちについてもあわせて紹介する。
- 失われた場を探して
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池村千秋 訳玄田有史 解説発売日 :2008.11.29定価 :2,090円
ハーヴァード大学の社会学者が、独自の聞き取り調査と緻密なデータ分析に基づき、ロストジェネレーションを生み出した原因を1990年代の経済・社会の状況にさかのぼって読み解く画期的な書。
- レヴィ=ストロースの庭
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発売日 :2008.11.17定価 :2,420円
20世紀最高の知性、レヴィ=ストロース。その100歳を祝い、彼を深く敬愛する写真家が捧げる、野生の思考と神話論理へのオマージュ。フランス、ブルゴーニュの森のレヴィ=ストロース邸から、ラテンアメリカ、日本、...
- 日本語は死にかかっている
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発売日 :2008.10.27定価 :1,650円
日本語は、醜悪の極みに達した! 普段なにげなく使われている卑俗な日本語を総ざらいし、どうすれば心に響く話し方ができるのか、いまからでもできる心構えを説く。
- アーキテクチャの生態系
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発売日 :2008.10.27定価 :2,090円
日本独自の〈情報環境〉を分析し、日本のウェブ社会をすっきりと見渡していく。ゼロ年代を代表する最注目の若手論客による、日本の〈情報環境〉を検証する決定的一冊。
- サイボーグ・フィロソフィー
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発売日 :2008.10.27定価 :2,970円
先端テクノロジーは私たちをどこへ連れていこうとしているのか。私たちは、このテクノロジーを受容することで、どのように変容するのか。人間は何になろうとしているのか。人間であるとはどのような意味なのか。
- チョムスキー、アメリカを叱る
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伊藤茂 訳発売日 :2008.10.14定価 :1,760円
中東諸国やラテンアメリカ諸国、そしてアフリカやアジアへのブッシュ政権の外交政策に対する意見を縦横無尽に論じるなかで、アメリカ人の思考の枠組みや世界政治の行方を浮き彫りにする。
- ドバイ発・アラブの挑戦
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発売日 :2008.09.29定価 :1,760円
ドバイをはじめとする湾岸諸国の成長の現状、脱石油化への動き、輝きを放っていたイスラムの歴史、イスラム独特の経済観と経済システムを紹介し、今後の発展の展望と考えられる問題点を検討する。
- 親殺し
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発売日 :2008.09.29定価 :1,540円
あなたは子どもを「殺して」いませんか? 最近の親殺し事件、秋葉原事件がなぜ起きたのかを、「教育家族」「離婚」「対人関係」等の要因から解き明かし、親のあり方や救済(=更正)について考える。
- ナショナリズムの超克
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島村賢一 訳発売日 :2008.09.08定価 :4,180円
ナショナリズムでも理想主義でもない、グローバル時代にふさわしい新たな政治経済学とは何か? リスク社会論で知られる著者が、『〈帝国〉』や『文明の衝突』を超えて提唱する21世紀の新しい社会理論。
- 収奪のポリティックス
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川田潤/伊藤正範/齋藤一/鈴木亮太郎/竹森徹士 訳発売日 :2008.08.11定価 :5,280円
20世紀最大の批評家の一人であるエドワード・サイードによるパレスチナ、アラブ問題に関してもっとも詳細に展開した一冊。
- 映画で学ぶエスニック・アメリカ
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発売日 :2008.07.29定価 :1,760円
多彩な映画を題材に、多様な人種・民族集団が織りなす疎外感、偏見、隣人愛、共生への希望といったアメリカ社会の素顔を読む。