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インフォメーション・エコノミー 情報化する経済社会の全体像

インフォメーション・エコノミー 篠﨑彰彦 著

篠﨑彰彦 著

発売日:2014.03.25
定価:2,860円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2333-5

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この本の内容

ITは今も新しい何かを生み出し続ける未完のイノベーションだ。情報化で変貌する現代社会を読み解く羅針盤として、情報化社会を見通した先駆的な経済学者らの理論と思想を、今日的な問題を例に取り入れながら体系的に再構成する。

書評掲載情報

日本経済新聞(2014年6月8日付)

目次

第1章 情報経済学の基礎で現在を考える── 純粋な市場から現実の市場へ
第2章 情報化社会はどう展望されてきたか── 未来論から現実論へ
第3章 生産性論争とは何か── ソロー・パラドックスとニュー・エコノミー論
第4章 なぜ情報が問題になるのか── 分業のメリットとデメリット
第5章 コースの法則で企業改革を考える──「企業と市場」の境界に何が起きるか
第6章 ネットワークの経済性とは何か── 情報化社会の企業組織と産業組織
第7章 なぜ制度改革が求められるのか── 技術革新を受け入れる仕組み
第8章 情報化は雇用にプラスかマイナスか── 技術と雇用と教育の関係

著者紹介

篠崎彰彦(しのざき・あきひこ)
九州大学大学院経済学研究院 教授、九州大学博士(経済学)。
著書に『情報革命の構図』(東洋経済新報社)、『IT経済入門』(日本経済新聞社)、『情報技術革新の経済効果』(日本評論社)などがある。