ホーム > 書籍出版 > 東京 いい街、いい家に住もう 

東京 いい街、いい家に住もう 

東京 いい街、いい家に住もう 織山和久 著

織山和久 著

発売日:2009.08.10
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-5070-6

オンラインで購入

この本の内容

これから伸びる街はどこか? あなたにとって住みやすい街はどこか? 高層マンションは死産・流産率が高い? 大量のデータをもとに、複眼的な視点から街選びのポイントを提供する。よりよい暮らしを望む、万人のための必読書。

目次

はじめに


第1章 街選びで将来の暮らしが決まる!

街選びが自分年金をつくる
大切なのは「あなた」に合う街かどうか
街の勢いを計る――コーホート分析
街ののびしろを計る


第2章 スペック情報では抜け落ちる街の実態――「交通案内図」「周辺施設」に頼らない

散歩の楽しめる街が買い
商店街をアパート賃貸業にさせないために
身近な公園は街の潤い資産
病院いらずの街を選ぼう
老後も健康で生きがいの持てる街とは?
自転車の街、路面電車の街が主流に


第3章 頭のよい子が育つ街

子どもには街が全宇宙
「安心・安全の街」は自立の妨げ
学校を選ぶか、塾を選ぶか
子育てしやすい街
街の価値を上げる「よい学校」の条件


第4章 高層街に住む前に知っておくべきこと

高層居住の死産・流産率
大規模マンションほどスラム化しやすい
「マンションは地震に弱い」
巨大オフィスは街のためにならない
高層ビルでは地震火災を止められない
高層ビルの近所迷惑を考える


第5章 震災で燃える街

木造住宅街が街を燃やす
木造密集地域ができた理由と建替わる条件
街の「道路問題」とは?


第6章 低層街の魅力

「美しい」街並みの条件とは?
高層化しなくても都市空間を倍増できる!
街並みをつくる力を見極める
「市民農園付き」が人気を呼ぶ


第7章 街が育つために

足による投票が成長の原動力
街づくりの好循環をつくるために
都区制度の足かせを解こう
手による投票――街が育つ『新トーキョールール』
「お互い様」の心持ちで


おわりに

著者紹介

織山和久(おりやま・かずひさ)
1961年生まれ。東京大学経済学部卒業。三井銀行(現三井住友銀行)を経て、1983年マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。コンサルタントとして、建築・不動産、金融、官公庁をはじめ、地域・都市経営に関するプロジェクトに従事。1995年、株式会社アーキネットを設立。インターネットを利用し、建築家と創るコーポラティブハウスを企画・運営し、現在までに60棟を竣工・進行させている。著書に『建設・不動産ビジネスのマーケティング戦略』(ダイヤモンド社、1999年)、共著に『変革のマネジメント』(NTT出版、1993年)、『アジア合州国の誕生』(ダイヤモンド社、1995年)がある。