- 謎解き!江戸のススメ
-
竹内誠 監修発売日 :2013.02.28定価 :1,650円
「田沼意次」「江戸のヒーロー」「初鰹」などを取り上げ、「浮世絵や川柳」といった江戸独自の文化を切り口に、時代に秘められた謎を解き明かして「江戸」に迫る!
- 暮らしのイギリス史
-
中島俊郎/玉井史絵 訳発売日 :2013.01.25定価 :3,960円
なぜ中世では、他人同士が同じベッドで寝ていたのか? 壁の向こうで繰り広げられる、王侯から庶民にいたる人々のふだんの暮らしを、現代まで優雅でユーモラスに描いたイギリス生活史。ヴィクトリア女王の下着など...
- 文明的野蛮の時代
-
発売日 :2012.12.28定価 :2,090円
現代世界は深い「ニヒリズムの淵」に立たされているが、時すでに遅く、私たちはいよいよ「バルバロイ=野蛮人」へと落ちる日が近いことを知ることとなる。「文明の危機」を憂う、著者ならではの評論集。
- 現れる存在
-
池上高志/森本元太郎 監訳発売日 :2012.11.09定価 :4,180円
心は、脳の中だけにあるものではない。脳と身体と世界(環境)の相互作用から〈創発〉するものである。ロボット、脳科学、赤ちゃん学、人工生命などの豊富な事例を交えて提起する、心への斬新なアプローチ。〈心の...
- 地政学とは何か
-
野田牧人 訳発売日 :2012.10.23定価 :2,090円
歴史からハリウッド映画までの幅広い事例から、国家や人々が地理とどう関連し合あっているのか、地政学によって国際社会をどう理解できるかを明らかにする。
- マイノリティが変えるアメリカ政治
-
発売日 :2012.10.23定価 :3,080円
アメリカのマイノリティの数は増大し続け、2050年には総人口の過半数を占めると予想される。今後、ヒスパニック系の動向が大統領選の結果を左右するともいわれるなど「白人の国家」ではなくなりつつある同国の地...
- 都市は人類最高の発明である
-
山形浩生 訳発売日 :2012.09.24定価 :3,630円
無秩序に広がる都市こそが、人類にとって最も必要なものなのだ! 都市が人類の進歩に果たしてきた役割を分析し、その重要性を明快に指摘する新しい都市論。都市を高層化・高密化させて発展させることが人類の進歩...
- 統治・自律・民主主義
-
宮台真司 監修発売日 :2012.09.11定価 :3,520円
パターナリズムから逃れられないことはもはや明らかななかで、それはどのように行使されるべきであり、逆にどのようなものは受け入れるべきではないのか? 民主制、教育、市民社会、開発行政などを主題に、その妥...
- 古典を失った大学
-
発売日 :2012.09.11定価 :4,180円
近代の陰りとポスト・モダンの波のなかで、「大学」の理念と存在意義は崩壊した。それでも「古典を読む場としての大学」の価値を取り戻すことによって、これからの「大学」の再生はある。ブルームとローティの対...
- オバマ・アメリカ・世界
-
発売日 :2012.07.31定価 :3,080円
世界の注目を集めて誕生したオバマ政権だが、内に抱える問題は雇用不安、外に中東の紛争、ユーロ危機と山積する。オバマの行動とヴィジョンは有効だったのか。現代アメリカ政治研究の立場から「オバマ政治」の全...
- ドナウ ある川の伝記
-
池内紀 訳発売日 :2012.05.31定価 :4,180円
「黒い森」の滴りから大河となって黒海に注ぐドナウ川。流域の万象を綴った好古家、東方への花嫁、金の羊毛を求めて出帆した英雄など、川をめぐる口承、伝説、歴史を繙きながら、幾世紀にも及ぶ人々の姿を見つめ...
- それでも、家族は続く
-
発売日 :2012.05.31定価 :1,980円
いま、日本の家族に何が起きているのか? その対処法とはいかなるものか? 日本のカウンセラーの草分け的存在として、さまざまな家族の悩みに向き合い続けてきた著者による、家族問題・カウンセリング論の集大成。
- いじめないで。
-
発売日 :2012.03.23定価 :1,650円
「虐待する母」「いじめに悩む子」――自ら立ち上がり行動する子どもたちの2つの物語。困難な子育てのなか虐待すれすれのところで育児をする母親、現状にあきらめることなくいじめをなくすために立ち上がる中学生、...
- 三つの旗のもとに
-
山本信人 訳発売日 :2012.03.16定価 :3,960円
19世紀末フィリピン・ナショナリズムの成立史を題材に、キューバ独立運動、フィリピンの民衆蜂起、ヨーロッパでの反政府活動に身を投じた人々の運命を辿りながら、国家、共同体、グローバリズムの問題を現代にふ...
- ティーパーティ運動の研究
-
発売日 :2012.01.16定価 :3,080円
「新しい保守主義の台頭」「大統領選の台風の目」とも評される新しい運動〈ティーパーティ運動〉は、いつ、どのように誕生し、その本質には何があるのか? 現代アメリカ研究において注目のテーマである同運動を、...
- 「文明」の宿命
-
発売日 :2012.01.16定価 :1,760円
「脱原発」「原発推進」の二項対立を超える思想の軸とは? 近代文明と科学技術の限界に直面しながら、なお未来を切り拓いていかねばならない現実を、どう乗り越えていくべきなのか。『危機の思想』に続く、保守思...
- 失われた二〇世紀(上)
-
河野真太郎/生駒久美/伊澤高志/近藤康裕/高橋愛 訳発売日 :2011.12.21定価 :3,080円
今や忘却の淵にある二〇世紀の重要な諸問題について『ヨーロッパ戦後史』の著者ジャットによる渾身のレヴュー。上巻では社会主義・ファシズムの問題等をめぐるアーレント、サイードら10人の知識人を取り上げる。
- 失われた二〇世紀(下)
-
河野真太郎/生駒久美/伊澤高志/近藤康裕/高橋愛 訳発売日 :2011.12.21定価 :3,520円
下巻では、フランス・ベルギーなどのヨーロッパ、イスラエル、アメリカをめぐって、冷戦、パレスチナ問題、グローバリズムのもたらした帰結について切り込む。アクチュアルな問題の歴史の構造を解き明かす。
- 地産地消のエネルギー
-
発売日 :2011.11.28定価 :2,640円
岩手、宮城、福島、長野などでの実践例を交えながら、自然エネルギーを地域レベルで活用していく方法を説く。イデオロギー的「脱原発」「反原発」運動とは一線を画す、地に足のついた「地産地消のエネルギー」の...
- 問いとしての〈正しさ〉
-
発売日 :2011.10.24定価 :3,520円
「正しさ」とはなんだろうか? それは普遍の真理をみいだすのでなく 、そのような「問い」から逃げられないことである。 法概念、正義、自由から、臓器配分、性、裁判員制度まで幅広い問題を素朴かつ根源的に考察...