IOWN構想

インターネットの先へ

澤田純 NTT代表取締役社長 監修
井伊基之/川添雄彦 著
松田行正+杉本聖士 装丁

発売日
2019.11.22
定価
2,420円
サイズ等
A5判 244ページ (並製)
ISBNコード
978-4-7571-0391-7

内容

Overview

Innovative Optical and Wireless Network

〈エレクトロニクス〉から〈フォトニクス〉へ
〈デジタル〉から〈ナチュラル〉へ
ポストインターネット、ポスト5Gを見据えた、
ネットワーク未来構想

目次

Index

はじめに IOWNの時代へ (澤田 純)

第1部 IOWNの世界
  第1章 IOWN構想とは何か? (川添雄彦)
    1 IOWN構想の背景にあるもの
    2 IOWN構想の社会的意義
    3 IOWN構想の実現に向けた3つの課題
    4 3つの課題を解くためのパラダイムシフト
    5 IOWNを構成する3つの要素
    6 NTTのICT構想の歩み

  第2章 IOWNの鍵となる11のテクノロジーと3つの基盤
    1 IOWNとともに前進する11のテクノロジー
    2 IOWNを構成する3つの要素
    3 11のテクノロジーとIOWNの3つの構成要素

  第3章 IOWN構想が開く未来社会 (井伊基之)
    1 IOWN構想が目指すもの
    2 世界に向けたオープンイノベーションの試み
    3 未来社会の実現に向けて

  第4章 IOWNと6つの産業ユースケース
    1 MaaS×IOWN
    2 医療×IOWN
    3 金融×IOWN
    4 体験・学び×IOWN
    5 公共×IOWN
    6 エネルギー×IOWN

第2部 IOWNのテクノロジー
  第5章 11のテクノロジーとNTTのケーススタディ
    01 人工知能
      CS1 音声認識・音声対話技術
      CS2 アングルフリー物体検索技術
      CS3 時空間多次元集合データ解析技術
    02 仮想現実/拡張現実
      CS4 超高臨場感通信「Kirari!」
    03 ヒューマン・マシン・インターフェース
      CS5 「Point of Atmosphere」
      CS6 「変幻灯」と「Hidden Stereo」
    04 セキュリティ
      CS7 大規模フロー分析によるボットネット検知基盤「Piper」
      CS8 サイバー攻撃対策技術連携プラットフォーム「LRR」
    05 情報処理基盤
      CS9 AI光インターコネクト技術
    06 ネットワーク
      CS10 空間分割多重用光ファイバ
      CS11 光フロントエンド集積デバイス技術
    07 エネルギー
      CS12 人工光合成技術
    08 量子コンピューティング
      CS13 「LASOLV」
      CS14 全光量子中継方式による量子中継の原理検証
      CS15 ナノフォトニクスデバイス技術
    09 バイオメディカル
      CS16 生体信号計測素材「hitoeR 」
      CS17 微小井戸型ナノバイオデバイス
    10 先端素材 
      CS18 ツチニカエルでんち技術
      CS19 半導体ヘテロナノワイヤ
    11 アディティブ・マニュファクチャリング
      CS20 生体適合立体構造組み立て

著者

Author

井伊基之 (いい・もとゆき)
NTT代表取締役副社長。1983年日本電信電話公社入社。2007年7月NTT東日本新潟支店長、2011年6月同取締役ネットワーク事業推進本部設備部長 企画部長(兼務)、2016年6月同代表取締役副社長ビジネス&オフィス営業推進本部長を経て、2018年6月より現職。
川添雄彦 (かわぞえ・かつひこ)
NTT取締役研究企画部門長。1987年NTTに入社。2008年研究企画部門担当部長、2014年サービスエボリューション研究所長、2016年サービスイノベーション総合研究所長を経て、2018年6月より現職。

監修

Editor

澤田 純 (さわだ・じゅん)
NTT代表取締役社長。1978年日本電信電話公社に入社。技術開発、サービス開発、法人営業、経営企画等の業務を担当した後、2014年NTT代表取締役副社長を経て、2018年6月より現職。