書籍出版
まなざしのデザイン 〈世界の見方〉を変える方法
発売日:2017.11.13
定価:2,640円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-7049-0
この本の内容
世界へのまなざしを自由にするというのは、
世界に〈景色〉を取り戻すことでもある。
そう、「色」を匂い立たせること。
世界を兆しとしてとらえること。
鷲田清一(哲学者)推薦
「モノの見方」を変えることは、「世界」を変えることに等しい。しかし、「モノの見方」を変えることほど難しいことはない。私たちのモノの見方は知らず知らずに固定され、見たいものしか見なくなっている。ネット社会の情報技術はさらにその傾向を強めている。私たちの世界は変わらないどころか、どんどん凝り固まっている。
ランドスケープデザインで〈風景〉を変えようとしてきたハナムラチカヒロは、風景の半分は人間の想像力に根ざした〈まなざし〉から生まれるため、人間の外側のデザインばかりを洗練させたところで、その効果はどこまでいっても半分しかないということを悟る。
そこで、人のモノの見方を変えること、すなわち、「まなざしのデザイン」を提唱し、方法論の構築を試みると同時に、実践的にワークショップやパフォーマンスをおこなうことで、〈まなざし〉を変えることから〈世界〉を変えるという冒険に挑戦する。
世界に〈景色〉を取り戻すことでもある。
そう、「色」を匂い立たせること。
世界を兆しとしてとらえること。
鷲田清一(哲学者)推薦
「モノの見方」を変えることは、「世界」を変えることに等しい。しかし、「モノの見方」を変えることほど難しいことはない。私たちのモノの見方は知らず知らずに固定され、見たいものしか見なくなっている。ネット社会の情報技術はさらにその傾向を強めている。私たちの世界は変わらないどころか、どんどん凝り固まっている。
ランドスケープデザインで〈風景〉を変えようとしてきたハナムラチカヒロは、風景の半分は人間の想像力に根ざした〈まなざし〉から生まれるため、人間の外側のデザインばかりを洗練させたところで、その効果はどこまでいっても半分しかないということを悟る。
そこで、人のモノの見方を変えること、すなわち、「まなざしのデザイン」を提唱し、方法論の構築を試みると同時に、実践的にワークショップやパフォーマンスをおこなうことで、〈まなざし〉を変えることから〈世界〉を変えるという冒険に挑戦する。
書評掲載情報
日本経済新聞 朝刊 (2018年01月06日付)
目次
はじめに
第1章 見方を変える
第2章 眼をあざむく
第3章 幻覚を見やぶる
第4章 風景を解剖する
第5章 関係を異化する
第6章 日常を冒険する
第7章 場を組み替える
第8章 芸術を役立てる
第9章 自分を発見する
第10章 無意識を見つめる
第11章 異なりを結ぶ
第12章 空想を働かせる
おわりに
第1章 見方を変える
第2章 眼をあざむく
第3章 幻覚を見やぶる
第4章 風景を解剖する
第5章 関係を異化する
第6章 日常を冒険する
第7章 場を組み替える
第8章 芸術を役立てる
第9章 自分を発見する
第10章 無意識を見つめる
第11章 異なりを結ぶ
第12章 空想を働かせる
おわりに