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「曖昧な制度」としての中国型資本主義 

「曖昧な制度」としての中国型資本主義 加藤弘之 著

加藤弘之 著

発売日:2013.09.25
定価:2,750円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2324-3

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この本の内容

成長著しい中国経済。その成功の秘訣は果たして世界標準の資本主義とは異なる「曖昧な制度」にあるのか。腐敗防止、格差解決、経済改革が叫ばれるなか、歴史や制度を踏まえた長期的視点から中国の資本主義を再考する。

書評掲載情報

週刊東洋経済 2015年12月26日-1月2日合弁号 (2015年12月21日付)
日本経済新聞 朝刊 (2013年11月10日付)

目次

序1章 躍進する中国をどう捉えるか
第2章 制度から中国を見る
第3章 歴史の中の「曖昧な制度」
第4章 国有と民営が並存する「曖昧な制度」
第5章 競争する地方政府と官僚
第6章 利益集団化する官僚・党支配層
第7章 中国全球化のインパクト
第8章 中国モデルと「曖昧な制度」
第9章 日本は中国とどう向き合うべきか

著者紹介

加藤弘之(かとう・ひろゆき)
1955年生まれ。神戸大学大学院経済学研究科教授。
共著書に『進化する中国の資本主義』(岩波書店)などがある。