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人はお金だけでは動かない 経済学で学ぶビジネスと人生

人はお金だけでは動かない ノルベルト・ヘーリング/オラフ・シュトルベック 著

ノルベルト・ヘーリング/オラフ・シュトルベック 著

熊谷淳子 訳

大竹文雄 解説

発売日:2012.08.27
定価:2,640円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4237-4

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この本の内容

労働市場や金融といった伝統的な分野だけでなく、文化、歴史、健康、幸福感、スポーツ等にも経済学が駆使され、驚くべき結果が次々に出ている。経済ジャーナリストがその最前線をわかりやすく紹介・解説する。

目次

第1章 人間――エコノミック・アニマルか?
第2章 幸福の追求
第3章 労働市場の謎
第4章 忘れさられつつある小さな違い
第5章 すべては文化次第
第6章 はかりとものさしの経済学
第7章 グローバル化の論理
第8章 金融市場――とことん効率的なのか、まるででたらめなのか
第9章 サブプライムの不意打ち――金融危機の構造
第10章 経営者も人の子
第11章 売り買いの高度な芸術
第12章 スポーツ選手をモルモットに――なぜ経済学者はスポーツが好きなのか
第13章 市場経済の暗がりで
第14章 最後の警告

著者紹介

【著者】
ノルベルト・ヘーリング
1963 年ドイツ生まれ。経済ジャーナリスト。
ザールブリュッケン大学で経済学博士号を取得。ドイツのコメルツ銀行で経済アナリストを勤めたのち、『ハンデルスブラット』紙をはじめ複数の経済紙に経済、金融政策、金融市場に関する記事を書いている。2011 年に設立されたワールド・エコノミクス・アソシエーション(世界経済学協会)の共同創設者であり、同協会の『ワールド・エコノミック・レビュー』誌の編集者も務めている。

オラフ・シュトルベック
1974 年ドイツ生まれ。経済新聞記者。
ケルン大学で経済学を学ぶとともに、ケルン・ジャーナリズム専門学校でジャーナリズムを学ぶ。卒業後『ハンデルスブラット』紙に入社し、経済担当編集者として経済やe ‐ ビジネスに関する記事を担当。2009 年からは拠点をロンドンへ移し、複数の経済紙の国際通信員として、最新の経済研究の動向について書いている。


【訳者】
熊谷淳子(くまがい・じゅんこ)
翻訳家。
訳書に『予想通りに不合理 増補版』 (早川書房)などがある。

【解説】
大竹文雄(おおたけ・ふみお)
大阪大学社会経済研究所教授。
著書に『競争と公平感』(中公新書)などがある。