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パリを歩く 

パリを歩く 港千尋 著

港千尋 著

発売日:2011.06.30
定価:2,640円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-5078-2

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この本の内容

芸術の都パリ、革命の街パリ。世界有数の観光地でもあるこの街には、どのようなダイナミズムが秘められているのか。長年パリを拠点に活動する写真家・批評家が具体的な場所から語る、ユニークなパリ論・パリガイド。

目次

プロローグ:アルファヴィルへ
1 徒歩で行く
パリを歩く/女と男のいる舗道/木靴の話/悪漢のパリ横断/他
2 足裏の記憶
公園からの眺め/水の記憶/橋の上で/聖なる山と天文台/他
3 三脚の街
靴磨きの影者/マルヴィルの三脚/物たちの散歩/乾板の街/他
4 歩く芸術家
ボヘミアンのパリ横断/ピエロとふくろう/遊歩者との出会い/他
5 抵抗と歩行
燃え上がる車/リュと人間/東の群衆/バリケードのアート/他
6 移動する都市
移動する庭/漂流のグラフィティ/路面の近未来/他

著者紹介

港千尋(みなと・ちひろ)
1960年生まれ。写真家・批評家。多摩美術大学美術学部教授。
著書に『記憶』(講談社選書メチエ、サントリー学芸賞)、『映像論』(NHKブックス)、『自然 まだ見ぬ記憶へ』『レヴィ=ストロースの庭』(ともにNTT出版)などがある。