経済学の船出 創発の海へ

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書籍出版

安冨歩　著

発売日：2010.11.25
定価：2,640円
サイズ：A5判
ISBNコード：978-4-7571-2267-3

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貨幣とは何かという問題からはじめ、ドラッカー、網野善彦、孔子、マイケル・ポラニー、スピノザなどの議論を参照しながら、真の創発を生み出し、人々が本当の意味で豊かに生きられるよう導くものとして、新たな経済学を提唱する。

第1章貨幣の存在構造とその正しい使い方
第2章無縁の原理と平和条約としての価格
第3章価値の源泉としての暗黙の次元
第4章創発をもたらすマネジメント
第5章利潤の源泉としての関所資本主義とその崩壊
第6章コムニスからの離脱
第7章『エチカ』の非線形性

安冨歩(やすとみ・あゆむ)
1963年生まれ。東京大学東洋文化研究所教授。
著書に『生きるための経済学』(NHKブックス)、『複雑さを生きる』(岩波書店)、『「満洲国」の金融』(創文社)などがある。