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妊娠を考える 〈からだ〉をめぐるポリティクス

妊娠を考える 柘植あづみ 著

柘植あづみ 著

発売日:2010.10.22
定価:2,200円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4164-3

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この本の内容

「子どもをもつか/もたないか」を常に問われる女性。不妊治療、出生前検査、人口抑制政策と「家族計画」など、産む/産まないの決断に深く関わる文化、経済そして政治の問題に踏み込み、「妊娠」をめぐる女性の様々な生き方を考察する。

目次

第1章 〈ミクロ〉に、〈ローカル〉に見る──数の論理と女性の生
第2章  産みの風景をたどる
第3章 〈あらかじめ知る〉ことのためらいと不安──出生前検査
第4章  尋ねないことと説明しないこと──超音波検査
第5章 〈自分たちの子〉をもつために──代理出産と親子関係
第6章 〈普通の家族〉と〈本当の〉親──提供精子と提供卵子
第7章  なぜ不妊治療を求めるのか

著者紹介

柘植あづみ(つげ・あづみ)
1960年生まれ。明治学院大学社会学部社会学科教授。専攻は医療人類学。
主な著作に『文化としての生殖技術』(松籟社、第20回山川菊栄賞受賞)、『妊娠――あなたの妊娠と出生前検査の経験をおしえてください』(菅野摂子、石黒眞里との共著、洛北出版)がある。