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内向の世界帝国 日本の時代がやってくる 

内向の世界帝国 日本の時代がやってくる 増田悦佐 著

増田悦佐 著

発売日:2009.11.26
定価:1,870円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2249-9

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この本の内容

サブプライムローン問題に端を発した世界金融危機は、アメリカから日本文明への覇権交代の序曲であった! オランダ、イギリス、アメリカと続く経済覇権交代の法則を、歴史研究と現代日本についての独自の分析を駆使して解き明かす。

目次

第1章 この金融恐慌の本物の大恐慌にしたかったら……
     ――日本人だけが、そうする力を持っている
第2章 経済覇権交代の法則
     ――世界的な不況でいちばん苦しむのは、次世代の経済覇権国
第3章 先進国を周期的に襲う「どん欲」症候群の不思議
     ――排他的クラブが新メンバーを受け入れるとき
第4章 ナンバー・ツーであることの不安が、愚策を採用させる
第5章 単一言語が覇権を呼び寄せる
     ――ことばこそ経済の主戦場
第6章 経済覇権国の性格が激変する
     ――もっとも外交的な世界帝国から内向的な世界帝国へ
第7章 ピンチはチャンス、チャンスはピンチ
     ――そのとき日本はどうする

著者紹介

増田悦佐(ますだ・えつすけ)
1949年東京都生まれ。一橋大学経済学研究科修了後、ジョンズ・ホプキンス大学大学院で歴史学・経済学
の博士課程修了。ニューヨーク州立大学助教授を経て、外資系証券会社数社で、建設・住宅・不動産担当
のアナリストを務める。現在、株式会社ジパングのシニアアナリスト。著書に『高度経済成長は復活できる』
(文春新書)、『日本文明・世界最強の秘密』『格差社会論はウソである』(以上PHP研究所)などがある。