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テレビの青春 

テレビの青春 今野勉 著

今野勉 著

発売日:2009.03.25
定価:3,080円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-5066-9

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この本の内容

『私は貝になりたい』『七人の刑事』『ウルトラマン』『陽のあたる坂道』……1960年代――荒野を拓いてきた若者たちの、夢と修羅のテレビ史! 今はじめて、テレビ創成期の真実が明かされる。

書評掲載情報

読売新聞(2014年4月8日付)

目次

第一章 その年が「テレビ元年」だった
第二章 荒野のテレビは、いずこも同じ修羅場だった
第三章 惨憺たる現場に耐えかねて、同人誌を創刊した
第四章 同人誌は暗礁に乗り、それぞれの道を歩き始めた
第五章 ニュースからドラマまで、テレビで何ができるか
第六章 テレビ俗悪論争と芸術祭のはざまで
第七章 テレビの黄金時代を振り返って
第八章 TBS闘争は青春の終わりだったのか
第九章 青春の終わりの始まりに

著者紹介

今野勉(こんの・つとむ)
演出家、脚本家。1936年秋田県生まれ。北海道夕張市育ち。1959年ラジオ東京(現・東京放送)入社、テレビ演出部配属。『土曜と月曜の間』『七人の刑事』などのドラマの演出にたずさわる。
1970年仲間とテレビマンユニオン創立。『遠くへ行きたい』『欧州から愛を込めて』『海は甦る』などを演出。1995年のドキュメンタリードラマ『こころの王国・童謡詩人金子みすゞの世界』で芸術選奨文部大臣賞受賞。他にイタリア賞、放送文化基金賞個人賞など受賞多数。著書に『真珠湾奇襲』(PHP研究所)『テレビの嘘を見破る』(新潮社)『金子みすゞ ふたたび』(小学館)など。
1998年の長野冬季オリンピック開・閉会式のプロデューサー(会場演出・映像監督)、元・武蔵野美術大学映像学科教授。現在、テレビマンユニオン取締役副会長、放送人の会代表幹事など。