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日本のヒップホップ 文化グローバリゼーションの〈現場〉

日本のヒップホップ イアン・コンドリー 著

イアン・コンドリー 著

田中東子/山本敦久 訳

上野俊哉 監訳

発売日:2009.04.10
定価:3,080円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4171-1

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この本の内容

日本の若者たちにとってヒップホップの意味するものは何か。グローバリゼーション、日本語ラップ、ファン文化、音楽業界という多様な視点から、日本のヒップホップ文化の核心に迫る。最も信頼に足る日本語ラップ研究。

目次

序 章 ヒップホップ、ジャパン、文化のグローバリゼーション
第1章 イエローBボーイズ、黒人文化、エルヴィス効果
第2章 バトルするヒップホップ・サムライ
第3章 〈現場〉グローバリゼーションと権力の位置
第4章 ラップ・ファンと消費文化
第5章 日本語でライムする
第6章 女性ラッパーとキューティスモの値打ち
第7章 メイクマネー、日本式
終 章 ヒップホップ・グローバリゼーションの教訓

解説 上野俊哉

著者紹介

【著者】
イアン・コンドリー(Ian Condry)
1965年生まれ。マサチューセッツ工科大学(MIT)外国語・文学部 日本文化研究准教授。専門は、文化人類学、現代日本の文化研究。特にポップカルチャー、メディア、言語、グローバリゼーションに焦点を当てている。

【監訳者】
上野俊哉(うえの・としや)
1962年生まれ。和光大学教授。社会思想史、文化研究、メディア論。
著書に『アーバン・トライバル・スタディーズ』(月曜社)など多数あり。

【訳者】
田中東子(たなか・とうこ)
1972年生まれ。早稲田大学他非常勤講師。博士(政治学)。戦後イギリス政治、ジェンダー論、文化研究、メディア論。

山本敦久(やまもと・あつひさ)
1973年生まれ。上智大学講師。文化研究、メディア論、スポーツ社会学。