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サイエンス・イマジネーション 科学とSFの最前線、そして未来へ

サイエンス・イマジネーション 瀬名秀明 編著

瀬名秀明 編著

小松左京 監修

発売日:2008.08.25
定価:3,080円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6039-2

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この本の内容

第65回世界SF大会「Nippon2007」でのシンポジウムにおいて、第一線のロボット、人工知能、脳科学者による発表と問いかけが行われた。その発表と問いかけに対し、SF作家が書き下ろし短編小説でこたえる!

目次

前口上
SFのイマジネーション 小松左京
Small story in 2008“A First Love”

第1部 ヒトと機械の境界を超える
ヒューマノイド・ロボット研究の現場より 梶田秀司
マッドサイエンティスト、SF、神経倫理 川人光男
ロボットボディ・ロボットマインド 國吉康夫
究極のサイバーインタフェースのつくり方 前田太郎

火星のコッペリア 山田正紀

panel discussion 1 ロボットはどこまで人間なのか、私はどこまでロボットか

笑う闇 堀 晃

intermission テレイグジスタンス/テレプレゼンス・ロボット 大山英明

第2部 意識と情報の進化論

鳴き声から意識へ 岡ノ谷一夫
構成的リアリティの社会へのグラウンディング 橋本 敬
想像力の勝負――SF対研究 中島秀之
他に知能は存在するのか 松原 仁

さかしま 円城 塔

panel discussion 2 イリュージョンの覆いから私たち人間は真理を見つけ出す

はるかな響き Ein leiser Tone 飛 浩隆
鶫(つぐみ)と(ひばり) 瀬名秀明
「宇宙と文学」序論 小松左京

あとがきにかえて

著者紹介

【編著者】
瀬名秀明(せな・ひであき)
SF作家、ホラー作家。東北大学工学部の特任教授(SF機械工学企画担当)。
著書に『パラサイト・イヴ』(新潮文庫)、『ロボット21世紀』(文春新書)、『ロボット・オペラ』(光文社)、『おとぎの国の科学』(晶文社)など多数あり。

【監修者】
小松左京(こまつ・さきょう)
日本SF界を代表するSF作家、宇宙作家クラブ顧問。
著書に『日本沈没』(小学館文庫)、『首都消失』『虚無回廊』(ともに、ハルキ文庫)など多数あり。