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大学はなぜ必要か 

大学はなぜ必要か 学術研究フォーラム 編

学術研究フォーラム 編

発売日:2008.03.19
定価:1,650円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4181-0

品切れ

この本の内容

「研究」という知の営みを行ううえでの大学、教育を行う機関である大学、社会のなかでの大学に焦点をあて、大きな変革期にある大学が果たすべき役割と、未来の日本を支える大学のあり方を探る。

目次

第1章 大学の役割とは
 1 真・美を目指す学術
 2 大学の歴史と学術の発展
 3 国を支える大学
第2章 データにみる日本の大学
 1 「全入時代」それでも低い高等教育の就学率
 2 学生を圧迫する私費負担
 3 日本は大学にお金を投資していない!
 4 博士課程の教育を充実させてポスドク問題解消へ
 5 グローバル化のなかの日本
第3章 研究と大学
 1 大学研究の歴史
 2 現代の学術研究構造の分析
 3 これからの研究に大学の果たす役割
第4章 教育と大学
 1 高等教育とは何か
 2 多様化する大学教育
 3 研究者の育成と研究の伝承
 4 社会で活躍する人材育成
 5 芸術を育てる――音楽教育
 6 大学の果たす役割
第5章 社会のなかの大学
 1 産学連携とTLO
 2 地域に支持される大学
 3 求められる大学の個性
 4 大学の情報発信
 5 大学と市民のコミュニケーション
 6 未来を創る大学とは

あとがき

著者紹介

学術研究フォーラム
2001年11月に開催された「我が国の学術研究の明日を語る会~ノーベル賞連続受賞を祝して~」に集まった人々の賛同を得て、2002年4月、学術研究フォーラムが発足した。
その目指すところは、
1.学術研究者の社会的自覚を促す。
2.学術研究の重要性を社会に知らせる。
3.学術研究推進のための環境整備を促進する。
である。


代表幹事
末松 安晴(すえまつ やすはる)
(国立情報学研究所長

小林 陽太郎(こばやし ようたろう)
富士ゼロックス会長

阿部 博之(あべ ひろゆき)
東北大学長

郷 通子(ごう みちこ)
名古屋大学大学院理学研究科教授

石井 紫郎(いしい しろう)
東京大学名誉教授

白川 英樹(しらかわ ひでき)
筑波大学名誉教授。2000年ノーベル化学賞受賞

池端 雪浦(いけはた せつほ)
東京外国語大学長

鈴木 昭憲(すずき あきのり)
秋田県立大学長

小平 桂一(こだいら けいいち)
総合研究大学院大学長

野依 良治(のより りょうじ)
名古屋大学大学院理学研究科教授。2001年ノーベル化学賞受賞