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科学・技術の二〇〇年をたどりなおす 

科学・技術の二〇〇年をたどりなおす 村上陽一郎 著

村上陽一郎 著

発売日:2008.02.29
定価:2,090円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6020-0

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この本の内容

19世紀以来の科学と技術の「大変化」は、我々に対し、どのような課題と向き合わせることとなるのか。物理学、生命科学、情報論の進展という、この200年を象徴する知の歩みを検証し、来るべき明日を展望する。

目次

まえがき  19―20世紀科学の展開を振り返る
第1章 科学のきた道、技術のきた道――前史
 1 別々の道を歩んできた科学と技術
 2 〈公共のもの〉になることで制度や力がついてくる
第2章 <力>の謎にいどむ――物理学の成立と展開
 1 自然をあますところなく正確に記述する
 2 自然という難問
 3 自然 さらなる難問
第3章 生命をどう捉えるか
 1 生命はどこからくるのか
 2 似ている・似ていないが受け継がれるわけ:遺伝子の成立と展開
第4章 0と1で世界を認識する――情報をめぐる科学・技術
 1 通信技術の発展 前史
 2 情報理論の誕生
第5章 科学・技術を外から見る視点
 1 科学史という視点
 2 科学哲学という視点
 3 数学と倫理学との接点
 4 科学哲学と科学史の歩みより

著者紹介

村上陽一郎(むらかみ・よういちろう)
東京大学名誉教授。
著書に『近代科学を超えて』(講談社学術文庫)、『近代科学と聖俗革命』(新曜社)、『生と死への眼差し』(青土社)など多数あり。