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現代保険業研究の新展開 競争と消費者利益

現代保険業研究の新展開 井口富夫　著

井口富夫　著

発売日：2008.02.29
定価：4,180円
サイズ：A5判
ISBNコード：978-4-7571-2213-0

品切れ

この本の内容

経済学の分析手法を用いて、統計データに基づき、現代日本保険業の実態を明らかにする。そして、保険の機能とは何か、保険会社の役割とは何かという原理原則に立ち返り、保険業の分析を行う。

目次

　第1章 現代保険業の実態と消費者利益
第1部　保険業の全体像:多変量解析による実証分析
　第2章 　保険業の計量分析
　第3章 　損害保険業の全体像
　第4章 　生命保険業の全体像――民間生命保険会社のケース
　第5章　生命保険業の全体像――民間生命保険会社、簡易保険、JA共済
第2部　保険の機能と保険事業者の役割
　第6章 カルテル事件と保険法の現代化―保険の機能と消費者利益
　第7章　生命保険業と産業連関表
　第8章　相互会社の株式会社化とコーポレート・ガバナンス
　第9章　限界供給者としての生命保険会社
　第10章　保険販売チャネルの多様化
第3部　保険業研究の新たな展開
　第11章　保険に係わる消費者の意識調査結果
　第12章　保険の個人輸入と消費者利益
　第13章　産業政策と産業振興保険

著者紹介

井口　富夫(いぐち　とみお)
龍谷大学経済学部現代経済学科教授、日本保険学会評議員、日本経済政策学会理事。
著書に『現代保険業の産業組織』『現代保険業のシステム変動』(ともに、NTT出版)、『地域ダイナミズムの研究』(編著・ミネルヴァ書房)、『規制緩和と地域経済』(編著・税務経理協会)、『地域経済のダイナミズム』(編著・日本経済評論社)、『企業家精神と地域経済』(編著・日本評論社)などがある。