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森と山と日本人 自然と人間の共生

森と山と日本人 仙道富士郎 編著

仙道富士郎 編著

発売日:2008.01.16
定価:4,620円
サイズ:A5判
ISBNコード:978-4-7571-4172-8

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この本の内容

山形大学2004年夏季セミナー「自然と人間の共生」連続講義を基にした、日本人の自然観と環境問題への提言集。

目次

「自然と人間の共生」に向かう一つの歩みとして……仙道富士郎
日本人はなぜ山を崇拝するのか……安田喜憲
森の記憶:日本人の自然観とともに……北村昌美
森は海の恋人:牡蠣とリアスの海岸から考える……畠山重篤
民藝の美:宗教と倫理……平田俊博
草木塔を建てた心:ふるさと信仰……千歳栄
地変と供養塔:災害考古学の視点から……阿子島功
いのちを育むものづくり:有機農業三十年の風景……星寛治
地域包括ケアの試み:住み慣れた地域で暮らすために……安部吉弘
雪国のエネルギーを蓄える技術……梅宮弘道
植物から見える共生と進化……原慶明
自然と人間の共生:教養セミナーシリーズ講義を通して……仙道富士郎

編著者・執筆者略歴

著者紹介

仙道 富士郎(せんどう ふじろう)
国立大学法人山形大学前学長。秋田県羽後町出身。専門分野は免疫学。1975年北海道大学医学部付属癌研究施設助手時代に、アメリカ合衆国NIHでの研究従事中、「NK細胞」を発見。同年6月、山形大学医学部助教授として山形大学に着任。学生部長、医学部長を経て、2001年3月より2007年8月まで山形大学学長を務める。1998年4月、日本寄生虫学会第45回小泉賞、2005年1月、第54回河北文化賞を受賞。