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アニメビジネスがわかる 

アニメビジネスがわかる 増田弘道 著

増田弘道 著

発売日:2007.07.25
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-2200-0

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この本の内容

だれも書くことのなかった「アニメの値段」を徹底リサーチ! 経済的にも投資対象としても注目されるアニメメーションをデータに基づき解説、分析する。

目次

まえがき

第1章 産業としてのアニメ
アニメ産業の概要把握のために
1―1 TVアニメ制作規模・制作費市場
1―1―1 TVアニメと制作費の定義
1―1―2 TVアニメの年間製作数
1―1―3 TVアニメの製作市場
1―2 劇場アニメ製作規模・製作費市場
1―2―1 劇場アニメの定義
1―2―2 劇場アニメ年間製作数
1―2―3 劇場アニメ製作市場
1―3 OVA製作規模・製作費市場
1―3―1 OVAと製作費の定義
1―3―2 OVA年間製作数
1―3―3 OVA製作市場
1―4 日本のアニメの製作市場

第2章 アニメコンテンツの運用のされ方 一次利用市場
2―1 TVアニメ放映市場
2―1―1 TVアニメグロス放映市場の定義
2―1―2 TVアニメネット放映市場の定義
2―2 二〇〇五年度製作劇場アニメ公開市場
2―2―1 劇場アニメグロス市場
2―2―2 劇場アニメネット市場
2―3 OVA市場
一次利用マーケットグロス・ネット市場

第3章 アニメコンテンツの運用のされ方 二次利用市場
3―1 ビデオグラム市場
3―1―1 ビデオグラムグロス市場
3―1―2 ビデオグラムネット市場
3―2 二〇〇五年度製作アニメ二次放映市場
3―2―1 二次放映グロス市場
3―2―2 二次放映ネット市場
3―3 自動公衆送信市場(インターネット、携帯電話など)
3―3―1 自動公衆送信グロス市場
3―3―2 自動公衆送信ネット市場
3―4 商品化市場
3―4―1 商品化グロス市場
3―4―2 商品化ネット市場
3―5 音楽関連市場
3―5―1 音楽関連グロス市場
3―5―2 音楽関連ネット市場
3―6 海外市場
3―6―1 海外ネット市場
3―6―2 海外グロス市場
3―7 日本のアニメの市場規模と付加価値
3―8 まとめ

第4章 アニメ産業発展の秘密
4―1 なぜ日本のアニメは伸び続けるのか
4―1―1 アニメ産業の成長を支えた要因1<メガヒット作品の牽引効果>
4―1―2 アニメ産業の成長を支えた要因2<アニメ視聴者層の拡大>
4―1―3 アニメ産業の成長を支えた要因3<ビデオの登場>
4―1―4 アニメ産業の成長を支えた要因4<メディアの増加>
4―1―5 アニメ産業の成長を支えた要因5<ファイナンスシステムの多様化>
4―1―6 アニメ産業の成長を支えた要因6<収益構造の多様化>
4―1―7 アニメ産業の成長を支えた要因7<デジタル技術導入による生産性の向上>
4―2 日本アニメ成長の秘密
4―2―1 日本アニメの優位性1 エンタティンメント性
4―2―2 日本アニメの優位性2 経済性
4―2―3 日本アニメの優位性3 生産性

第5章 アニメ産業の問題点
5―1 日本のアニメの問題点1 デジタルがもたらす急激な変化
5―1―1 デジタルがもたらした2Dあにめから3Dアニメへの移行
5―1―2 音楽に見る デジタル革命
5―1―3 音楽流通でもおこったデジタル革命
5―1―4 デジタル化によるアニメの未来
5―1―5 アニメが直面するその他の「デジタル問題」
5―2 日本のアニメの問題点2 アニメとウィンドウを巡る諸問題
5―2―1 アニメと地上波を巡る問題
5―2―2 ウィンドウの変化
5―2―3 放送と通信の融合
5―3 日本のアニメの問題点3 作品供給過多の恐怖
5―4 日本のアニメの問題点4 企業体質の弱さ~資本の集中と産業地図の変化
5―5 日本のアニメの問題点5 海外制作による産業の空洞
5―6 日本のアニメの問題点6 忍び寄る少子化
5―7 日本のアニメの問題点7 人材不足
5―7―1 人材不足1 プロデューサー
5―7―2 人材不足2 原作者
5―7―3 人材不足3 現場の人材

第6章 アニメソフトパワー論
6―1 アニメソフトパワー論
6―2 戦略的アニメソフトパワー論
6―2―1 ブランド戦略
6―2―1―1 イベント戦略
6―2―1―2 広報戦略
6―2―1―3 観光戦略
6―2―2 アニメ制作デファクトスタンダード戦略
6―2―3 人材確保・育成戦略
6―2―3―1 業界の地位向上
6―2―3―2 早期教育・高等教育機関の充実
6―2―3―3 スタジオ以外の人材発掘・育成制度

あとがき
参考文献
奥付

著者紹介

増田 弘道(ますだ ひろみち)
1979年、キティレコードを皮切りに、出版社、企画会社、アニメーション制作会社などを経て、現在はアニメーション関連事業、携帯動画配信事業のコンサルティングを行う。日本動画協会委員。東京国際アニメフェアワーキンググループ座長。