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トランス・サイエンスの時代 科学技術と社会をつなぐ

トランス・サイエンスの時代 小林傳司 著

小林傳司 著

発売日:2007.06.15
定価:1,980円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-6018-7

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この本の内容

現代社会に科学技術は不可欠だが、安全を脅かす技術は使いたくない。科学者だけに任せられない是非の判断。生活者の意見を政策に反映させる対話のしくみを提案。

目次

序 章 科学技術と社会のきしみ
第一章 なぜいま科学技術コミュニケーションなのか
第二章 対話型コミュニケーションを求めて
第三章 風景の変容と行動スタイルの変化
第四章 トランス・サイエンスの時代
第五章 協働するしくみの模索
第六章 〈関与〉を意思決定につなぐ
終 章 トランス・サイエンスの時代の人文・社会科学

主要参考文献
あとがき

著者紹介

小林 傳司(こばやし ただし)
大阪大学コミュニケーション・デザイン・センター副センター長、教授。
1978年京都大学理学部卒業、1983年東京大大学院理学系研究科博士課程修了。
福岡教育大学、南山大学を経て、2005年4月より現職。社会における科学技術のあり方について、専門家と市民が同じテーブルで理解を深め提言する「コンセンサス会議」を日本に紹介、実施。2001年科学技術社会論学会設立、初代会長。専門は、科学哲学、科学技術論。著書に、『誰が科学技術について考えるのか―コンセンサス会議という実験』(名古屋大学出版会、2004年)、『公共のための科学技術』(編著、玉川大学出版部、2002年)など。