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進化するネットワーキング 情報経済の理論と展開

進化するネットワーキング 林紘一郎/湯川抗/田川義博 著

林紘一郎/湯川抗/田川義博 著

発売日:2006.09.25
定価:3,190円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-2184-9

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この本の内容

進化したウェブの時代における、まったく新しいネットワーキングの経済分析。近年注目の新たな理論によるインターネット企業の分析をふまえ、今後の政策・企業戦略を考える。

目次

序章 ネットワーキング:情報経済のDNA

第1部 ネットワークの外部性
 第1章 QWERTYの謎
 第2章 「ひとり勝ち」とネットワークの外部性
 第3章 相互連結:外部性の内部化
 第4章 ネットワーク産業とユニバーサル・サービス

第2部 進化するネットワーク
 第5章 つながる個人、紡ぐ知識
 第6章 発展するインターネット企業
 第7章 ネットワーク理論の新展開
 第8章 ネットワークから考える政策と企業戦略

あとがき
参考文献

著者紹介

林 紘一郎(はやし こういちろう)
情報セキュリティ大学院大学副学長・教授、慶応義塾大学客員教授、コロンビア大学通信情報研究所(CITI)客員研究員。経済学博士(京大)・法学博士(慶應大)。東大法学部卒業後、1963年日本電信電話公社入社、NTTアメリカ社長、常務理事マルチメディア推進本部本部長補佐などを歴任して1996年退社。


湯川 抗(ゆかわ こう)
1989年上智大学法学部卒。96年コロンビア大学大学院修了(MS in Urban Planning)。97年富士通総研入社。 経済研究所上級研究員。現在、横浜市立大学国際文化学部非常勤講師。東大先端研客員研究員などを兼任。専門はインターネット関連企業の動向とクラスター。
『情報系マイクロビジネス』(2001年、共著)『クラスター戦略』(2002年、共著)など。


田川義博(たがわ よしひろ)
(財)マルチメディア振興センター専務理事。東大法学部卒業後,日本電信電話公社入社,NTTパーソナル通信網社長,情報通信総合研究所取締役を経て,現職。
著書に,『ユニバーサル・サービス』(1994 中央公論社/共著),「情報インフラ構想の日米比較」(『情報仮想空間と日本の選択』1995 富士通ブックス),「通信ネットワークの活用と情報」(『現代の法第 10 巻 情報と法』1997 岩波書店),「深化・拡大する通信・放送融合」(『情報通信アウトルック 2002』),「ユニバーサル・サービスとデジタル・デバイド」(『ブロードバンド時代の制度設計』2002 東洋経済新報社),『IT・情報通信における光と影』(『情報通信アウトルック 2004』)。