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倫理としてのメディア 公共性の装置へ

倫理としてのメディア 井崎正敏 著

井崎正敏 著

発売日:2006.07.13
定価:2,200円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-0193-7

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この本の内容

「渦巻くメディアの奔流」に私たちはどのように向き合えばいいのか。メディア固有の倫理的な問題に光をあて、その行方を占う革新的論考。

目次

序論 やぎさんのパピエ・マシン

1章 メディアが動員する
2章 メディアの見えざる手
3章 書くことの欲望、読むことの欲望
4章 思想はなんの役に立つのか
5章 「リテラシー」の抗争
6章 公共性のコードを求めて

著者紹介

井崎 正敏(いざき まさとし)
1947年東京生まれ。
東京大学文学部倫理学科卒業。筑摩書房入社。「ちくま学芸文庫」編集長、「ちくま新書」編集長、専務取締役編集部長などを経て、2001年に退社、批評活動に入る。現在、武蔵大学社会学部メディア社会学科客員教授、東京大学文学部人文系大学院・明星大学日本文化学部非常勤講師。
著書に『ナショナリズムの練習問題』、『天皇と日本人の課題』(ともに、洋泉社・新書y)、共著に『天皇の戦争責任・再考』(洋泉社・新書y)、『無根拠の時代』(大明堂)がある。