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明文術 伝わる日本語の書きかた

明文術 阿部圭一 著

阿部圭一 著

発売日:2006.07.27
定価:1,980円
サイズ:A5判
ISBNコード:4-7571-0196-1

品切れ

この本の内容

明確に伝わる文章を書くための文章技術を詳述。情報過多の現代社会において、情報、すなわち「事実」と「意見」を効率的に正しく伝えるのは、「うまい」文章ではなく、「明文」だ。

目次

はじめに

第1章 情報を伝えるとは――コミュニケーション論入門
1 「情報を伝える」とはどういうことか
2 ヒューマン・コミュニケーションのモデル

第2章 トップダウン記述と重点先行主義
1 明文とは何か
2 階層構造とトップダウンな記述
3 重点先行主義
4 明文は結起承承結で

第3章 文章を作成する過程
1 分析と目標設定
2 設計、すなわち材料集めと構成案の作成
3 執筆
4 評価、すなわち見直し
5 文書作成

第4章 段落の書きかた
1 段落の概念
2 話題文とそれを支える文の集まり
3 文と文とのつなぎかた
4 段落と段落のあいだの関係

第5章 論理の展開
1 事実と意見
2 論理展開を考える

第6章 文の書きかた
1 日本語の文の特徴
2 文は短く
3 複数解釈を許すな
4 句読点とその他の区切り記号

第7章 用語の選択
1 読み手が知らない言葉は説明してから使う
2 あいまいさを減らすために
3 複数の解釈を生じさせやすい言葉
4 漢字とかな

おわりに

あとがき
参考文献
お薦めの本
ルール一覧
演習の解答例
索引

著者紹介

阿部 圭一(あべ けいいち)
1941年生。
1968年名古屋大学大学院工学研究科博士課程単位取得退学同年、名古屋大学工学部助手
1971年 静岡大学工学部講師、その後、助教授、教授。1995年10月-1999年9月 国立大学では初めての文工融合型の学部である静岡大学情報学部の初代学部長。この学部は、2004年度から文部科学省の教育GP(Good Practice)に選定され、支援を受けることが決まりました。現在 静岡大学情報学部情報科学科教授
著書
・「ソフトウェア入門」、共立出版は、第1版(1983発行)14刷、第2版(1989発行)34刷というロングセラー