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金融大統合時代のIT戦略 

金融大統合時代のIT戦略 田沢務 著

田沢務 著

発売日:2006.02.23
定価:2,640円
サイズ:四六判
ISBNコード:4-7571-2175-X

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この本の内容

システムエラーによる不祥事を避けたい。経営をスリムにしたい。シンクタンクでの 実務経験をもとに、コンサルティングの現場から感じたIT投資失敗の問題点を整理 し、効果的・効率的IT投資とは何かを提言する。

目次

第1章 ITで何ができるか
   1 取引のオンライン化
   2 事務の効率化
   3 取引先の事務の効率化
   4 取引先の業務の活性化
第2章 ITプロジェクトはなぜ失敗するのか:現場から見える本質的問題
   1 みずほ―――システム統合失敗の教訓    2 プロジェクトはなぜ失敗するか    3 失敗の前兆をいかに読むか
第3章 銀行業界のIT投資に何が起こっているか
   1 収益拡大か経費削減か
   2 ITにかけている費用はどれくらいか
   3 IT費用に何が含まれるか    4 物件費とIT費用
   5 IT費用の経営指標
   6 地方銀行のシステム共同化の動き
   7 大手地方銀行の選択のシナリオ
   8 メガバンクの動き
第4章 地銀のトップはいかにして次期システムに踏み切ったか
   1 広島銀行のシステム共同化
   2 百五銀行の次期システム
   3 静岡銀行の次世代システム
第5章 経営トップのIT投資を成功させる条件
   1 次期基幹システムの条件
   2 コンサルタント選択の条件
   3 こんなITベンダーは避けよ
   4 経営トップの問題意識
   5 ITシステム成功への三つの留意点
おわりに

著者紹介

田沢 務(たざわ つとむ)
昭和29年生まれ。
1977年、東北大学電子工学科卒業。
野村総合研究所上席コンサルタント、米国野村総研副社長を歴任し、2003年4月、コンサルティング会社代表。その他いくつかのコンサルティング会社、システム開発会社の社外取締役、監査役、顧問を兼任。金融業界のIT戦略では、25年以上の経験があり、ウォール街、日本の金融業界に幅広いネットワークを持つ。大手金融機関の経営者、IT担当役員へのコンサルティング、アドバイザリーサービスの実績は多数。