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大学の反省 

大学の反省 猪木武徳 著

猪木武徳 著

発売日:2009.04.10
定価:2,530円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4102-5

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この本の内容

いま大学に何が必要か? 難問が山積し、魅力を失い始めた日本の大学。その現状と問題点を正確に透視し、この複雑な時代にふさわしい日本の高等教育のあるべき姿とは何かを考え抜いた力作。

目次

■変化と現状
1章 不完全な改革
2章 「憧れ」の喪失

■知識の公共性
3章 知識の探求と自由の保障
4章 産業社会における人文学

■知識生産の分業と協業
5章 産業と学問
6章 専門的職業人とエリート

■適度の競争に向けて
7章 競争と質の保証
8章 大学の国際化
9章 知の権力の分散
結びにかえて 三つの提言

著者紹介

猪木武徳(いのき・たけのり)
1945年生まれ。国際日本文化研究センター所長。
著書に『経済思想』(岩波書店、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞)、『自由と秩序』(中央公論新社、読売・吉野作造賞)、『文芸にあらわれた日本の近代』(有斐閣)など多数あり。