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グローバルプレイヤーとしての日本 

グローバルプレイヤーとしての日本 北岡伸一 著

北岡伸一 著

発売日:2010.12.21
定価:2,530円
サイズ:四六判
ISBNコード:978-4-7571-4092-9

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この本の内容

迷走する日本政治、混乱するアジア。「政治」「外交」「安全保障」において、日本はいかに行動すべきなのか。今こそ自縄自縛を脱して、世界とアジアに向き合うべきなのである。日本外交再生への緊急提言。

目次

はじめに――日本の衰退
 序章 世界秩序の崩壊と模索

第一部 世界の中の日本
 第1章 破綻国家とPKO
 第2章 国連平和活動
 第3章 ODA、アフリカ、ヒューマン・セキュリティ
 第4章 国連における日本

第二部 アジアの中の日本
 第5章 北朝鮮とどう付き合うべきか
 第6章 中国は新中華秩序をめざす
 第7章 海洋国家の諸相

第三部 日本の力を結集するために
 第8章 日本外交の座標軸
 第9章 日本の安全保障
 第10章 議会と選挙の改革

 おわりに――尖閣諸島の衝撃

著者紹介

北岡伸一(きたおか・しんいち)
1948年生まれ。東京大学法学部教授。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。法学博士。プリンストン大学客員研究員、立教大学法学部教授などを経て、現職。2004~06年国連次席大使。専攻は日本政治外交史。
著書に『日本陸軍と大陸政策――1906-1918』(東京大学出版会、1978年)、『日本の近代5 政党から軍部へ――1924-1941』(中央公論新社、1999年)、『清沢洌――外交評論の運命』(中公新書〔増補版〕、2004年、サントリー学芸賞)、『国連の政治力学――日本はどこにいるのか』(中公新書、2007年)、『自民党――政権党の38年』(中公文庫、2008年、吉野作造賞)など多数あり。